小学生に読んでほしいおすすめの本 高学年 日本の名作

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小学生に読んでほしいおすすめの本 高学年 日本の名作

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お仕事を意識したは、低学年向けからたくさん出版されています。

「しごとば」や「13歳のハローワーク」など具体的な職業の紹介から、下記で紹介するおしごとの物語まで。

家のお手伝いなら任せて、という子も多いでしょうが、将来について考え始めるのもこの時期から。

高学年に読んでおいてほしいおススメの本として、今回は職業に関わる本を選びました。


魔女の宅急便

角野栄子・作 林明子・絵 福音館書店

ジブリ映画では見たことがある、という人も多いのではないでしょうか。

魔女のキキが13歳になって独り立ちをするのは同じなのですが、原作は「はたらくこと」についてはっきりと描かれているのです。

働くことは楽しいことばかりではありません、悲しいことも辛いこともあるし、時には冷たい言葉を掛けられることもあります。

それでも誰かの役に立ちたい、誰かに必要とされたいという思いで街の中を飛ぶキキは一年の後にはすっかり街の中に溶け込むことが出来ました。

魔女はけして特別な魔法は使えません、「魔女ってね、時計にさす油みたいなものよ。いてくれると町がいきいきするわ」この台詞の通りです。

くしゃみの薬を作ること、それから箒で空を飛ぶこと。

たったそれだけの魔法しか持たない、それでも、一年で街の人に受け入れられ、自分の場所を作ったキキの魔法はここからゆっくりと彼女自身も包んで成長していくのです。


天山の巫女ソニン(1)黄金の燕

菅野雪虫・著 講談社

生後間もなく巫女に見込まれ、天山に連れて行かれたにも関わらず、12年の修行の後素質が無いと里に帰されることになったソニン。

12年も離れて暮らした家族、風景すらほとんど覚えていない故郷、なによりも才能がないとあっさり閉ざされてしまった道。

嵐に舞い上がる木の葉のように、ソニンは翻弄されっぱなしの人生を送っていました。

落ちこぼれと言われても懸命に修行を耐え、務めもこなしていたはずなのにと思ってももう山には戻れません。

家族と共に12年の空白を懸命に埋めようとするソニン、口が悪くも心優しい友達も出来て何とか新しい生活にも馴染んできた彼女の前で、王子イウォルが守り袋を落とします。

彼に袋を手渡した途端、ソニンの頭の中に声が響きました。

口がきけないはずの王子の声が、ソニンにだけはっきりと…。

落ちこぼれと言われて放り出されても迎え入れてくれる場所があり、そこで新しく出来た友人と家族に支えられ巫女ではない生活を始める覚悟をし、そこからなお運命が二転三転する中で懸命に自分に出来ることを見つめていくソニンの強さと時折見える迷いが、新しい環境を間近に控えた高学年には親しみやすいのではないでしょうか。

ファンタジーが好きな人には、特におすすめです。


坊ちゃん

夏目漱石・作 にしけいこ・絵 講談社青い鳥文庫

「親ゆずりのむてっぽうで、子どものときから、そんばかりしている。」の有名な書き出しで、教科書にも載っている「坊ちゃん」。

そんな坊ちゃんが大人になって「先生」になるということをご存知でしたか?

東京からはるばる四国の中学の先生としてやってきた坊ちゃん、先生になって小さな時のヤンチャが鳴りを潜めるかというとそんなことは全くなく、新人教師なのに気に入らない教師には面と向かって突っかかり、ケンカだって受けて立ちます。

素敵な同僚にも恋はするし、間違っていると思えば何もしない。

とにかく坊ちゃんは、自分に嘘をついたりはしないのです。

文章は確かにとっつきにくい部分もあるかもしれませんが、読んでいくうちに坊ちゃんの虜になっていくことでしょう。

青い鳥文庫での出版で、子ども達には手に取りやすい装丁になっています。


まとめ

小学生に読んでほしいおすすめの本 高学年 日本の名作
魔女の宅急便
天山の巫女ソニン(1)黄金の燕
坊ちゃん

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