妊婦さんは知っておきたい妊娠中期のお腹の張り

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妊娠16週目からはいよいよ安定期ですが 妊娠中期 に お腹の張り は気を付けたい症状の一つです。

安定期に入ると旅行や外出を我慢していた人は少し出かけてみようと思う人も多いのではないでしょうか?

今回は妊娠中期のお腹の張りについて説明していきます。


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妊婦さんは知っておきたい妊娠中期のお腹の張り

妊娠中期は

胎盤が完成し、ほとんどの妊婦さんはつわりも治まって食欲が戻ります。

心身ともに安定し、妊娠期間中で最も活動しやすい期間になります。

子宮底はおへそのあたりまで届き、お腹も少し目立ち始めます。

早い人では18週目あたりから胎動を感じることもあり、母になる喜びを実感するのもこの時期です。

初期流産の危険性も軽減したので、出産に向けて入院荷物のチェックや育児グッズの購入などの準備を進めましょう。


帯祝い

まずは戌の日に安産祈願のお参りをしましょう。

「戌の日」は、「岩のように丈夫な赤ちゃんが産まれてくるように」と岩田帯を巻き、多産で安産な犬にあやかって12日に一度回ってくる戌の日に寺社仏閣に安産を祈願する風習です。

お腹を冷やさないためにも、大きくなるお腹を支えて腰痛を予防するためにも腹帯は有効です。


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最近は岩田帯にこだわらずマジックテープやホックで留める手軽な腹帯を使う人も多いです。

日に日にお腹が大きくなってバランスをとりにくくなるので、面倒でも腹帯は巻いた方がよいでしょう。


妊娠中期によくおこるお腹の張り

20週目あたりから「お腹全体が硬くなる」「キュッと縮む感じ」「皮膚が突っ張るみたい」といったお腹の張りを自覚する妊婦さんが多いようです。

長時間歩いた後や身体が冷えたとき、疲れたとき、性行為の途中や後などにお腹の張りを感じることがありますが、それらは生理的なもので特に心配する必要はありません。

中期以降は急激にお腹が大きくなるので皮膚の突っ張りを張りと感じる場合もあります。

子宮は筋肉でできているのでお腹が大きくなるとときどきは収縮します。

いずれの場合も安静にして治まるようなら気にしなくても大丈夫です。

お腹が張ると赤ちゃんが苦しいのではと心配になりますが、羊水に守られているので生理的な張りの場合は問題ありません。


気をつけたいお腹の張り

安静にしていても張りが治まらない場合は要注意です。

また、いったん治まっても周期的に張りを繰り返す、張りの間隔が短くなるような場合も注意が必要です。

張りっぱなしだったり、張りに加えて出血があったり、強い痛みがある場合は一刻の猶予もありません。


受診の目安

張りが次第に弱くなる、間隔が遠のく

心配ありません。お腹が張ったらなるべく安静にして休むようにしましょう。

張りの間隔がだんだん短くなる

10~20分間隔で張りが続く

病院に電話をして様子を見ましょう。必要なら早めに受診しましょう。

張りに加えて粘液に混じった少量の出血がある

病院に電話をして早めに受診しましょう。

5~10分間お腹が張りっぱなし

お腹の張りと鮮血、もしくは茶褐色の出血がある

お腹の張りに加えて痛みがある

すぐに病院に行きましょう。


切迫早産

妊娠中期のお腹の張りの原因のほとんどは切迫早産です。

切迫早産とは妊娠22週目から36週の終わりまでに赤ちゃんが生まれそうになる状態を指します。

流産は胎児側に原因があることが多いのですが、早産は母体側に原因があることが多いのが特徴です。

切迫早産のうち実際に早産になるのは約30%といわれていますので張り止めの薬を飲んだり点滴をしたりするなど早めに適切な処置を受ければ正期産の時期まで持ちこたえることが可能です。


妊娠中期の切迫早産の原因

細菌やウィルスによる感染症

妊娠中は免疫システムが変わり、風邪や水疱瘡、はしかなどの流行性ウィルス疾患にかかりやすくなります。また、膣や子宮頸管内が本来の酸性からアルカリ性に変わり、カビや細菌が繁殖しやすくなります。カンジダやガルドネラなどの雑菌が炎症を引き起こし、症状が進行して卵膜まで感染すると子宮口が開いたり、破水したりして早産を誘発します。

子宮頚管無力症

原因はよくわかっていませんが、本来は固く閉じているはずの子宮頚管や子宮口が開いてきてしまう病気です。子宮頚管を縛る手術をすることで早産を防ぐことができます。手術自体は20分ほどですが、前後10日間ほどは経過観察のため入院が必要です。

母体のストレス

母体が強いストレスにさらされると胎児への血流が減り危険な状態になることがあります。

腹部、腰部の強い衝撃、激しい冷え

お腹や腰を強くぶつけたり、転倒したりすると早産のきっかけになることがあります。激しい冷えも子宮の収縮を引き起こします。

多胎

一般に単胎児に比べて多胎児を妊娠している場合のほうが子宮の収縮は起こりやすく、早産のリスクも上がります。


切迫早産を防ぐためには

妊娠中は感染症にかかりやすい状態なので、細菌やウィルスによる切迫早産の危険性は誰にでもあります。

切迫早産や早産を防ぐには感染症や炎症を早期に発見して治療することです。

特に膣や子宮頚管に炎症が起きるとおりものの色や臭いが変わったり痒みがあったりするので普段と違う症状があったら早めに病院に行きましょう。

妊娠中期は身体も比較的楽になるのでつい無理をしてしまいがちですが、お腹が大きくなって足元が見えづらかったり、思いのほか身体のバランスがとりにくかったりして転倒してしまうことも少なくありません。

慌てて走ったりすることのないように、時間にも気持ちにも余裕をもって行動しましょう。

疲れやすく、免疫力も低下しているので妊娠前と同じというわけにはいきません。

十分な休養を取ってストレスを溜めないようにしましょう。

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