明日来るかもしれない危機!子どもと読む防災を考える本3選

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「いつか」ではなく「明日」来るかもしれない危機のために 子どもと読んでおきたい防災を考える本3選

bousaikyouiku

阪神大震災、東日本大震災、熊本・大分地震…。

「地震大国」日本で、もはや「防災」と無縁でいられる場所は無くなったといっても過言ではありません。

地震、津波、噴火、台風、自然災害や突発的な危険から自分を守るために、何をしなくてはいけないのか。

子どもたちと一緒に、保護者の方々もゆっくりと 防災教育 について考える時間を作ってみてはいかがでしょう。

いつか来るかもしれない何かではなく、明日、もしかしたらこの次の瞬間に家族に降りかかるかもしれない危機について、家族みんなで話し合うきっかけになるような本を選んでみましたよ。


はなちゃんのはやあるきはやあるき」 

 宇部京子/さく 菅野博子/え 岩崎書店

はなちゃんの はやあるき はやあるき (いのちのえほん24)

「はなちゃん、のんびりしてるとつなみにさらわれるぞ! がおがおがお〜んって!」

3.11以降、幼稚園や保育園でも防災訓練は当たり前の光景になりました。

先生の合図で避難の仕方を繰り返し練習する子ども達、彼らは本当にこの訓練の意味が分かっているんだろうかと不安になることもありますよね。

でも大丈夫、大人たちが真剣であればどんなに小さな子ども達だって一生懸命自分を守ろうとするんです。

東日本大震災で、園児・職員全員が無事に津波を逃れることが出来た岩手県の野田村保育所。

毎月の訓練を思い出しながら、誰も泣いたりぐずったりせずに、一生懸命津波から「はやあるき」で逃れた子ども達。

そんな子ども達の姿をぜひ書き残したいと作られた「はなちゃんのはやあるきはやあるき」。

のんびりやさんだからこそ避難訓練でもちょっぴり遅れがちだったはなちゃんも、つなみにさらわれるのはいや!と毎月一生懸命訓練を繰り返していました。

だからこそ、本当に地震がやってきた時にも「すっす さっさ すっす さっさ」と頑張ることができたのです。

大人の本気は子どもにだってちゃんと伝わるもの、だからこそ子ども達を守ろうと大人たちも頑張れる。

自分を守ることが誰かを守ることに繋がることを、子ども達に教えてくれる貴重な絵本です。


にげましょう」  

河田恵昭/著 共同通信社

にげましょう 災害でいのちをなくさないために

津波や台風、原発事故。人の手ではどうしようもない災害から自分を守るために必要なのは、逃げるタイミングを見誤らないこと。

怖くて足がすくんだり、大事なものを一度家に取りに帰ったり、すごすぎる光景を写真に撮ってみたくなったり、その一瞬が大切な命をあっという間に遠いところへ連れて行ってしまうのです。

とっても怖くて、本当に起こったらものすごく困ることだからこそ、「正しく逃げる」ためにこの絵本を読んで親子でしっかり勉強しましょう。

シンプルな絵だからこそ、大切なことが子どもにも大人にもしっかりと伝わる本です。


ぼくのじしんえにっき」 

八起正道/作 伊東寛/絵 岩崎書店

ぼくのじしんえにっき (いわさき創作童話)

実際に地震に合ってしまい、無事に命が助かった子ども達。

彼らの受けた心の傷はどれだけのものか、大人たちには計り知れません。

「ぼくの町が、大じしんでメチャンコになってしまった。」そのときのことをえにっきに詳しく書いた「ぼく」の目線から綴られる物語。

幼年童話ではありますが、物語の中で起こることは容赦の無い現実そのものです。

大地震で命を失った同級生、ライフラインも断たれて喧騒が響く給水車前。水が飲めずに泣く同級生に、おばあちゃんが貯めていた浴槽の水をこっそり分けてあげたために生まれた争いと、お返し。

伝染病までもが広がってしまう街の中で「ぼく」はおばあちゃんに「死」とは何かをたずねます。

「死」は「卒業」で、卒業したらまた産まれてきて、前に失敗した所をやり直すのさと教えてくれたおばあちゃん。

その卒業の意味を飲み込む前に、ぼく自身も病に倒れてしまうのです…。

辛い体験をしたからこそ、それを絶対に忘れないようにと前を向く子ども達の強さとその強さを支える大人たちの姿をしっかりと描き出した名作。

「もしかしたら起こるかもしれないこと」を学び、それに備えようと思えるのも、物語の魅力。

子どもさんが怖がりすぎないように、くっつきながら一緒に読んであげてくださいね。


まとめ

明日来るかもしれない危機!子どもと読む防災を考える本3選
はなちゃんのはやあるきはやあるき
にげましょう
ぼくのじしんえにっき

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