気になる出生前診断…羊水検査は受けるべき?

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気になる出生前診断…羊水検査は受けるべき?

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無事に妊娠して出産までに気になるのが、やはりお腹の中にいる赤ちゃんのことですよね。

目に見えないため、赤ちゃんの状態がどうなっているのか不安になる妊婦さんも大勢います。

その不安を取り除くべく出生前診断を希望し、羊水検査 を受けようか考える方もいます。

特に高齢で妊娠した女性は、赤ちゃんの染色体異常のリスクも高く、多くの方が羊水検査を受けるか悩まれます。

ここでは、「羊水検査」について詳しくご紹介します。


羊水検査ってどんなもの?

羊水検査とは、妊婦さんの羊水を摂取して、羊水中に含まれる羊水細胞を培養し、染色体の数や形を調べる検査のことをいいます。

検査時期は妊娠16~17週で実施する産婦人科が多いです。

出生前診断はいくつか種類があり、まずは妊婦さんの血液を採取して行う母体血清マーカーテストや新型出生前診断を行います。

その結果で陽性が出た際の確定診断として羊水検査が実施されます。

羊水検査の精度はほぼ100%とされています。

出生前診断は検査できる時期が限られており、検査結果が出るまで時間がかかるため、受けるか悩んでいる方は注意が必要です。


羊水検査で何がわかるの?

赤ちゃんの染色体の数や構造に異常があるか?開放性神経管奇形の有無があるかどうか?がわかります。

お腹の中にいる赤ちゃんのダウン症(21トリソミー)・18トリソミー・13トリソミーの確率を判定できます。

開放性神経管奇形には、脊椎が正常に形成されない二分脊椎や脳が発達しない無脳症などがあげられます。

現在の技術では非常に小さな染色体異常以外はほぼ正確に診断できるとされています。

染色体異常以外の先天性異常…例えば臓器の奇形や代謝異常などの障害などがわかるわけではありません。


羊水検査の内容

超音波検査で胎児や胎盤、羊水の位置を確認しながら、穿刺針を子宮の中へ挿入し、20ml程度の羊水を摂取します。

多少の痛みを伴うため、皮膚部分に局所麻酔をする病院がほとんどです。

検査にかかる時間は数分程度で、検査後は30分ほど安静にし、再度超音波検査で状態を確認して終了します。

感染の予防として抗生剤や子宮収縮を抑える薬を処方されます。

羊水検査の結果は約2~3週間で分かります。


羊水検査のリスク

羊水に穿刺針を刺すことによって、子宮収縮や感染が起こるリスクもあり、流産する可能性が0.3%ほどあります。

羊水検査を実施する妊娠16週頃は自然流産も多い時期であり、自然流産する胎児は元々何か先天的な異常を持っている場合が多いです。

検査上、針が赤ちゃんに近づくため、赤ちゃんを傷つける恐れもあります。

また、穿刺による破水のリスクもあります。

検査後に少しでも異常を感じたら安静にし、産婦人科を受診しましょう。


羊水検査の費用

羊水検査は保険が適用されないので自費負担です。

検査内容や病院によって多少違いますが、10~15万円かかることが多いようです。


羊水検査を受けるべきか?

出生前診断は必ず受けなければならないものではありません。

妊娠年齢が高くなると染色体異常が起こりやすくなるため、高齢出産になる方には医師から勧められることもあります。

また第一子に染色体異常がみられる場合にも勧められます。

20代の女性でも羊水検査は受けることが可能ですが、流産などの検査リスクの方が染色体異常の発生率が高いため、出生前診断を受けたい場合は流産のリスクがない母体血清マーカーを行うことをお勧めします。


倫理的な問題

羊水検査の結果が陽性だった夫婦の90%以上が人工中絶を実施しています。

しかし、ひとつの命を障害の有無で選別することが倫理的な問題として懸念されています。

障害があっても受け入れ、育てていくと決断される夫婦もいます。

命に対する考え方は人によって様々です。環境によっては育てることが難しいと感じる場合もあるでしょう。

羊水検査はあくまで自分の希望で受ける検査です。

羊水検査を行う場合は、検査結果を受けてどうするかをパートナーと話し合っておきましょう。


まとめ

気になる出生前診断…羊水検査は受けるべき?
羊水検査ってどんなもの?
羊水検査で何がわかるの?
羊水検査の内容
羊水検査のリスク
羊水検査の費用
羊水検査を受けるべきか?
倫理的な問題

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