予防接種を受けない人の主張と受けない場合のリスク

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感染症にかかるのを予防してくれる 予防接種

インフルエンザワクチンや風疹ワクチンなど、名前を聞いたり、実際に接種を受けたりしたことのある人も多いと思います。

予防接種を積極的に受ける人がいる一方で、予防接種を受けないという人もいます。

どうして予防接種を受けないのか、受けないことでどんな リスク が生じるのか、詳しく見ていきましょう。


予防接種を受けない人の主張と受けない場合のリスク

予防接種ってなんのために受けるの?

予防接種とはその名の通り、病気を予防するために行う医療行為です。

予防接種によって、病原体に感染するのを未然に防いだり、万が一感染しても症状を軽く済ませたりすることができます。

また、予防接種は周囲に病気を広めないためにも需要です。

例えばインフルエンザを例に挙げると、1人のインフルエンザ患者から2~3人が新たに感染するといわれています。

1つ1つを見れば大した数ではなくても、それが100人、200人と拡大していけば、やがてパンデミック(爆発的な感染拡大)につながるかもしれません。

かつて世界に蔓延していた天然痘は、1958年から始まった世界天然痘根絶計画による封じ込め作戦が進み、1980年には世界根絶宣言がなされました。

予防接種を徹底することによって、病原体を根絶することもできるのです。

天然痘や麻疹、風疹、おたふく風邪などは、現在も治療薬が存在しません。

そのような病原体に体力の弱っている人や小さな子供、お年寄りなどが感染すると、命の危機に晒される場合もあります。

そうした悲劇をなくすためにも、予防接種を受けることは大切なのです。


予防接種を受けない人の主張とは?

病原体による感染症を未然に防げる予防接種。

しかし、世の中には、どれだけ予防接種のメリットを説明しても「予防接種を受けない」と主張する人々が存在します。

そうした主張をする人の多くは、「予防接種にはメリットもあるが、それ以上のデメリットも存在する」「予防接種を受けたところで病気に罹る時は罹る」といった点を理由に挙げます。

たしかに、予防接種には副作用があります。例えば、子供が受けるHibワクチンや肺炎球菌ワクチンでは、接種部位の腫れや発熱などが注意事項として記されています。

最も身近な予防接種であるインフルエンザワクチンでも、接種後に接種部位が腫れた・しこりになったなどの副作用を経験された人は多いでしょう。

さらに、稀ではありますが、数万人~数十万人に1人程度の確率で重篤な副作用が起きたケースも報告されています。

また、予防接種をしたからといって、100%感染を防げるわけではありません。

インフルエンザワクチンを接種したにも関わらず、インフルエンザを発症したという話はよく聞かれるところです。

しかし、これらを理由に予防接種を有益性を否定するのはナンセンスです。

こうしたマイナス点を加味してもなお、予防接種は「受けないよりも、受けた方がよい」ものだからです。


予防接種を受けないことのリスク

予防接種を受けずにいると、自分が感染症に罹るリスクがUPするだけでなく、周囲に病気を広げてしまうリスクもUPさせることにもつながります。

予防接種を受けない人は「自分は体が丈夫だから感染症には罹らない」「感染症に罹ったとしても2、3日寝ていれば治る」と軽く考えがちですが、それは大きな間違いです。

例えば、現在問題視されている感染症の1つ・麻疹(はしか)は、非常に感染力の強い病気として知られています。

そして、麻疹ウィルスは間質性肺炎や亜急性硬化性全脳炎など、命に関わる重篤な合併症を引き起こす場合があります。

特に、亜急性硬化性全脳炎は一度発症すると有効な治療法がなく、脳炎が徐々に悪化して、最後には死に至る恐ろしい病気です。

そのような事態に陥ってから「予防接種を受けておけば良かった」と後悔しても、運命を巻き戻すことはできないのです。

また、保育園や幼稚園、小学校などで流行することの多いおたふく風邪は、発症した1000人に1人が難聴になると言われています。

親である自分が予防接種を受けさせなかったばかりに、子供が一生難聴を背負わなければならなくなったら、後悔してもしきれない。

そんな思いに駆られるのではないでしょうか。


予防接種は積極的に受けよう

予防接種を受ける・受けないは個人の自由です。

しかし、自分が予防接種を受けないことで、自分自身の命が危険に晒されるだけでなく、周囲にも感染を広げてしまうリスクがあるということは、よく理解しておくべきでしょう。

予防接種にはメリット(効果)とデメリット(副作用)が存在します。接種に際して疑問点がある場合は、医療機関に確認をしてみてください。

メリットとデメリットをしっかりと把握した上で、感染拡大を予防するためにも、できるかぎり積極的に接種を受けるようにしましょう。

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