焼肉屋のメニュー「ヨメナカセ」ってどこの部位?

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岡山県の焼肉屋に行くと見かける「ヨメナカセ」というメニュー。

岡山県民以外にはあまりなじみのない名前ですよね。

「よめなかさ」とは一体どの部位を指す言葉なのでしょう。詳しくご紹介します。


焼肉屋のメニュー「ヨメナカセ」ってどこの部位?

「よめなかせ」とは?

焼肉のメニューでの「ヨメナカセ」は、牛の心臓の近くにある大動脈のことを指します。

つまり、モツの一種ということになります。

実は、「ヨメナカセ」は他の地方では「ハツモト」「フエ」「タケノコ」「コリコリ」など別の名前で呼ばれています。

「ヨメナカセ」は知らないけれど「ハツモト」や「フエ」なら聞いたことがあるという人も多いかもしれません。

食感はこりこりとしており、特に酒の肴としてのんべえに人気の部位です。


焼肉での「よめなかせ」の名前の由来とは?

それにしても、「よめなかせ」とは何だか変わった名前ですよね。

この部位が「よめなかせ」と呼ばれるようになった由来は諸説さまざまです。

下ごしらえが大変なのでお嫁さんが困る・とても美味しいのでお嫁さんは食べさせてもらえない・子供を産むと女性は歯が弱くなるので食べづらい……など、色々な語源があるとされています。

いずれの説も、お嫁さんが困ってしまう食べ物だった、という点は一致しているようです。


「よめなかせ」はどうやって食べるの?

「よめなかせ」は色んな食べ方が楽しめる食材です。

焼き肉として食べるのはもちろんのこと、炭火焼き・湯引き・天ぷら・唐揚げ・炒め物とさまざまなバリエーションがあります。

中でもおすすめのレシピをいくつかご紹介します。

よめなかせとニンニクの芽の炒め物

ざく切りにしたニンニクの芽と下処理をしたよめなかせを、ごま油で炒め合わせます。

充分に炒めたら、みりん・しょうゆで味つけをし、汁が少なくなるまで煮つめます。

煮つめすぎると塩辛くなってしまうのでご注意ください。

ほどよく煮つまったら完成です。

ヨメナカセとネギのピリ辛中華炒め

下処理をしたよめなかせを、適度な大きさに切ったネギと炒め合わせる。

醤油・塩・鶏がらスープの素で味つけをする。

よめなかせの色が変わったら火を止めて豆板醤を入れ、全体を良く絡める。

ピリ辛風味で箸が止まらなくなる一品です。

ヨメナカセの唐揚げ

下処理をしたよめなかせに、しょうゆ・酒・砂糖で下味をつける。

全体に片栗粉をまぶして油で揚げる。

酒の肴はもちろんのこと、子供も喜んで食べる料理です。

よめなかせとあさつきの辛みそ炒め

下処理をしたよめなかせをごま油で炒める。

ざく切りにしたあさつきと豆板醤を加えて炒め合わせる。

最後に味噌を加え、全体を絡めれば完成です。


「ヨメナカセ」はどこに行けば食べられるの?

一頭の牛からわずかしかとれない希少部位の「よめなかせ」ですが、岡山県の焼肉屋や居酒屋では普通にメニューに載っていることが多いようです。

希少部位と言えどモツの一種なので、価格もそれほど高くはなく、気軽に食べることができます。

岡山県の焼肉屋や居酒屋を訪れる際には探してみてはいかがでしょう。

もちろん、岡山県以外のお店でも「ハツモト」や「フエ」といった名前で提供されていることが多いので、試してみるのも良いですね。


他にもある!珍しい名前の希少部位

「ヨメナカセ」以外にも、あまり耳になじみのない名前の希少部位肉はいろいろあります。

その中のいくつかをご紹介します。

ツラミ

牛の顔の部分のお肉です。日頃からよく動かす部位のため、濃厚な味わいが楽しめます。

カッパ

牛の前腹の皮と脂身の間にある赤身のお肉です。濃い旨みと、脂の持つ甘みを堪能できる部位として、肉好きの通に好まれています。

ヒウチ

火打石の形や模様に似ていることからその名がつけられたお肉です。

牛の後ろ足の内モモの、さらにその奥にある部分で、1頭から約2kgしかとれない、とても希少な部位として知られています。

モモ肉とは思えないほどたっぷりサシが入ったお肉は、肉質もとても柔らかく、とろけるような舌ざわりを楽しめます。

ハネシタ

別名「チャックテイルフラップ」「タチバラ」とも呼ばるお肉です。

肩ロースの中央部分から三角バラへと続く場所にあるお肉で、ヒウチ同様1頭の牛から約2kgしかとれない希少な部位です。

ロースの柔らかさとカルビの脂の美味しさを同時に味わうことができます。

トウガラシ

別名「チャックテンダー」「トンビ」とも呼ばれる部位のお肉です。

こちらも、牛1頭から約2kgしかとることができない、大変希少な部位となっています。

肩から腕にかかる部分のお肉で、さっぱりとした甘みと、噛めば噛むほど滲み出てくる旨みを堪能できます。

赤身好きにはたまらない部位として人気があります。

他にも、「マメ」「プップギ」「シビレ」「ネクタイ」など、一風変わった名前を持つお肉はたくさんあります。

焼肉屋などで見かけた際は、ぜひチャレンジしてみてください。

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