特別支援学級で子供に合った勉強を

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学校で、通常の学級での学習が難しい子供を持つ保護者にとって、通常学級で学習させるか、支援学校、支援学級、通級指導教室などで学習をさせるか悩むことと思います。

どの選択肢を選ぶにしても、子供に合った勉強や学習をさせたいですね。

ここでは、特別支援学級について紹介をさせていただき、参考にしていただければと思います。


特別支援学級とは

特別支援学級とは、一般的に、小学校・中学校に設置された、障がいを持つ子供への学習指導を行う学級をいいます。

ここでいう障がいとは、通常学級での勉強がしんどいという状況を指しています。

特別支援学級は、その障がい種別に分類されます。

知的障がい、肢体不自由、病弱・身体虚弱、弱視、難聴、言語障がい、自閉症・情緒障がいの7つに分かれています。

そして、それぞれの障がいに合う学級に在籍することとなります。


学校はどういうフォローをしてくれるの?

特別支援学級には、その学級の担任がいます。

在籍が決まると、「個別の指導計画」と「個別の教育支援計画」が作成されます。

「個別の指導計画」では、個々の子供に合わせたきめ細やかな指導内容が盛り込まれます。

教科別、単元別、学期ごとに作成されますので、それぞれのニーズに合わせた指導が可能になります。

「個別の教育支援計画」は、学校内だけでなく、他機関との連携を図ったり、進学時進級時の引継ぎに使用したりするための長期的な計画になります。

例えば、小学校から中学校に上がる際に、その子供がどういったところでつまずき、またできるようになったか、またどういう学習をしてきたかなどの引継ぎが、それがあることによってスムーズになります。

個別の指導計画との大きな違いは、小学校から中学校卒業時まで長きに渡って使用されるものであるという点でしょう。

小学校、中学校においても、教員と保護者が協力してこの計画を作成し、細やかな指導ができるようになります。

学校によっては、学期末や学期初めに保護者との面談、家庭訪問を行っているので、普段気になっていることを相談する良い機会にもなります。

また、担任以外にも、学校には、特別支援教育コーディネーターがいます。

この特別支援教育コーディネーターは、学校や担任、各機関との連携を図るためのパイプ役を務めています。

学校内の教員がこの役割を担っており、必要な時にいつでも相談できるので安心です。


特別支援学級の教育について

1.学級人数

学級人数は8人が定員と決められています。

少人数であることが重要なので、個々に応じた教育が受けられるよう配慮されています。

それでも、落ち着いて学習することが難しい子供のために、1つの教室をブースで区切って使用することもあります。

2.進度やレベル

個別の指導計画に基づき、個人に合った学習内容と進度が決められています。

通常学級の進度に無理に合わすことはせず、その子供に合うレベルで学習が進められます。

子供によっては、1つ下の学年の学習内容から始めたり、難しいと思われるところを集中的に繰り返し学習したりすることもあります。

3.自立活動

自立活動の時間は、通常学級にはありません。

子供が持つ障がいを克服・改善するための取り組みや活動がこの時間にされるようになっています。

個別の教育指導計画に基づいて、子供に合った指導目標が提示され、その目標を達成するための授業が行われます。

4.交流活動

特別支援学級でずっと勉強している子供達にとって、なかなか通常学級での子供達と接する機会がありません。

そのため、朝の会や帰りの会、給食の時間などを通常学級で過ごすなどの機会を設けることもあります。


実際の学級は

通常学級が同じ学年・年齢の集団で固まっているのに対して、特別支援学級は、学年での仕分けがないので、異年齢での集まりになります。

縦のつながりがあるので、学べることも増えるという長所もあります。

教員については、専門の免許を持った教員もいますが、必ずしもそうではなく、通常学級を教えるような教員が担任を持つこともあり、その点は特別支援学校とは異なります。

学級数については、子供の障がいのレベルに応じて決められることが多く、異なる障がいを持った子供が一緒に同じ教室で学習することもあります。

しかし、共同学習が難しい場合は教室内でも仕切って学習をさせたり指導教員を増やしたりなどの配慮がされます。


子供一人一人に合う勉強・学びを目指して

特別支援学級があることによって、特別支援学校に通うほど障がいの程度が重くない子供にとって学びの選択肢が広がり、通常学級でも何とかやれるかもしれない希望を持つこともできます。

通常学級の子供達との交流も可能になり、自分のレベルに合った指導を受けることができます。

特別支援学級を受け持つ担任にも専門の研修があり、特別支援の免許を持っていなくても、より良い指導をしてくれるでしょう。

最も良くないのが、かっこ悪いからうちの子供は特別支援学級には在籍させたくない、と勝手な判断で在籍をやめてしまうことです。

子供一人一人に合った勉強ができるのが特別支援学級の良いところです。

そんな特別支援学級の良い面と子供の発達段階を踏まえて考えることが大切です。


まとめ

特別支援学級で子供に合った勉強を
特別支援学級とは
学校はどういうフォローをしてくれるの?
特別支援学級の教育について
実際の学級は
子供一人一人に合う勉強・学びを目指して

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