【妊活】体外受精のスケジュールとは?

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体外受精(IVF)」は不妊治療のひとつです。

なるべく自然な形で妊娠したいと願う人は多いのではないでしょうか?でもなかなか子宝に恵まれず、勇気を出して開始した「タイミング法」や「人工授精」にチャレンジしてもなかなか妊娠に至らない。そんな方々が、最初は躊躇していた「体外受精」に希望を託し、ステップアップしています。

今回は体外受精のスケジュールについてまとめてみたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。


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体外受精のスケジュールとは?

体外受精って、どんな方法?

体外受精とは、通常は体内で行われる受精を体の外で行う方法です。

詳しくいうと、子宮内から取り出した卵子を体外で受精させ、その受精卵を培養した後に子宮に戻す治療方法です。

体外受精はタイミング法や人工授精からステップアップした治療法で、自力での受精が困難な方、タイミング法や人工授精をしたが妊娠に至らなかった方、原因不明の不妊で悩んでいる方などへの治療に利用されます。体外受精にもいくつかの段階がありますのでみていきましょう。


STEP① 卵巣刺激とは?

体外受精の最初のプロセスは「卵巣刺激」です。

卵巣刺激とは、妊娠率を上げるために、一度に多くの同じ大きさの成熟した卵を採ることを目標にしたホルモン調整法です。注射、点鼻薬、飲み薬などを組み合わせて行います。

卵巣刺激には様々な方法があります。日本では、GnRHアゴニストという製剤を使いながら、hMGという卵巣刺激ホルモンを注射していく方法が一般的でした。

このGnRHアゴニスト製剤を使い始める時期によって、ロング法、ショート法などの方法があります。最近では、卵巣内に残っている卵の数(AMH値)を基準に通常数値ならば、GnRHアンタゴニスト法を用いている病院も増えています。

私の場合もアンタゴニスト法を用いました。卵巣刺激の時期は、2週間くらい毎日注射を欠かさず打ち、卵が大きくなっているのを感じるくらいお腹が張り、苦しかったのを覚えています。自己注射は初めてでしたが、病院でやり方をしっかり教えていただき、自分で問題なくできました。

人によって、卵巣刺激方法は様々あります。自分に一番合ったやり方を担当のお医者様とご相談して決めてください。


STEP② 採卵って、どうやってするの?

「採卵」とはその名の通り、体外受精をさせるための卵を採るプロセスです。

採卵は、超音波の映像で卵胞の様子を見ながら、卵巣に針を刺し、大きくなった卵胞の卵胞液を吸い取ります。

平均的には、両方の卵巣から計10~15個くらいの卵胞が採れます。しかし、人によっては、3個くらいしか採れない方や、私のように多嚢胞性卵巣症候群で30個~40個以上採れる場合もあります。いっぱい採れても、卵胞の中に卵子が入っていなかったり、壊れていたり、未成熟だったりする場合もあります。

採卵時、いかに成熟した卵がたくさんできているかは、STEP①の卵巣刺激によって大きく差が出ます。一番大事なことは、成熟卵をきちんと採ることができるかです。

ドクターの技量によって、採れる成熟卵も変わってきますので、自分が本当に信頼できると思う病院に行ってください。

また採卵時の痛みについては、私の場合、麻酔をかけましたので痛みは感じませんでした。採卵にかかる時間は、10分くらいです。

痛みと麻酔については、医師の考えにより、無麻酔や局部麻酔のところもあるようです。


STEP③ 男性の出番!精子採取について

採卵当日には、精子の処理も並行して行います。採取方法は、自宅か病院で採る方法があります。採取した精液を遠心分離して洗浄し、運動精子を回収します。

場合によっては、以前に採っておいた凍結保存した精子を使うこともあります。


STEP④ いよいよ受精です!

さて、採卵し、精子も採取したら、次は、「受精」に入ります。

体外受精は媒精という受精法で、受精用のディッシュに培養液と卵子を入れ、一定数の精子を入れて、培養します。精子が自然に卵子の中に入って受精反応が起こるのを待ちます。

卵子と精子が受精したかどうかは、受精操作をした次の日にわかります。

正常に受精した場合は、2前核が確認できます。採卵から2日目に2分割から4分割になり、3日目に8分割となり、4日目には桑実胚(多数の割球がひとつにくっついたような形)になります。その後5日目には、胚盤胞になります。

次は、ようやく移植のタイミングです。


STEP⑤ 最終段階!胚移植です

受精した卵を子宮の中に戻すことを「胚移植」といいます。

胚移植は、初期胚といわれる受精後3日目くらいの胚を戻す方法と、5日目まで培養した胚盤胞を戻す方法があります。移植時間はおよそ5分~10分くらいです。

1回の移植につき、戻す胚は1~2個です。胚盤胞ならば、双胎を少なくするため、原則1個です。

胚移植には2パターンあります。採卵したその周期に戻す「新鮮胚移植」、または、受精卵をいったん凍結保存して、次の周期、もしくはそれ以降の周期に融解して戻す「凍結融解移植」です。

凍結融解胚移植では、通常の体外受精なら1回の採卵で2、3回の胚移植を可能にし、体への負担を考慮しながらベストな胚移植のタイミングをはかることができ、妊娠のチャンスを高めることができます。次かそれ以降の周期に戻す為、時間は待ちますが、確率が高い方法を選びたいですよね。


STEP⑥ お願い!着床して!

移植をしたら、あとは自分の身体を信じて、「着床」するのを願うばかりです。

だいたい移植日から12日くらいしたら「妊娠判定日」です。

期待と不安を抱えて、妊娠判定日を待ちます。

体外受精は人工授精と比べてもかなりの費用がかかります。ステップアップするにつれ、お金だけではなく、精神的にも身体的にも苦痛を伴います。

将来の我が子に出会うためにも夫婦で助け合って、支えあって、乗り越えたいですよね。

子どもが欲しいと願う皆さまに新しい命が授かることを祈って・・・

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