妊娠したら知っておきたい胎盤の6つの役割!

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出産後、平均して15分~30分後に子宮から剥がれ落ちてくるものが 胎盤 です。その大きさについてはご存じでしょうか。直径約20㎝、厚さ2~3㎝、重さ500~600gほどです。

健康な赤ちゃんを子宮の中で育てるために、とても重要な胎盤、妊婦さんみんなが大事なものだとわかっていても、その役割について細かく知っている人は少ないかもしれません。

ここでは、妊婦さんも意外と知らない胎盤の6つの役割についてご紹介いたします。


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妊娠したら知っておきたい胎盤の6つの役割!

必要な栄養を送る役割

胎盤は、無数の血管の集まりです。中を見ると、絨毛と呼ばれるじゅうたんのような細かい毛のようなものがあり、その中に毛細血管が走っていて、母体の血液から酸素や栄養分、水分などを吸収して赤ちゃんに送ります

母体から送られる主な栄養素としては、糖、アミノ酸、遊離脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどがあります。つまり、胎盤が栄養の吸収を助けるので、ちょうど消化器のような役割を果たしているということになりますね。


フィルターのような役割も

胎盤ができる前は、母体の血液中の物質がそのまま赤ちゃんに移行するので、薬は特に注意が必要とされています。しかし、胎盤が完成する頃には、胎盤がフィルターのような役割を務めてくれるため、分子量の大きいものは吸収されることはありません。だからといって、逆に分子量が小さいものは胎盤をすり抜けて赤ちゃんに移行してしまうため、注意が必要です。特に、アルコールやたばこのニコチンなどは分子量が小さいため、摂取は厳禁です。


不要物処理の役割も

赤ちゃんは、胎盤を通して栄養を取り込むだけでなく、老廃物も排出する必要があります。赤ちゃんが排出した老廃物は、胎盤に出して母体の血液へと流れていきます。最終的にママが処理をしてくれるということですね。

老廃物を処理してくれる胎盤は、ちょうど排泄器のような役割を果たしてくれているということになります。


ガス交換の役割も

母体から赤ちゃんへは、呼吸に必要な酸素が胎盤を通して送られます。また、逆に赤ちゃんからは不要な二酸化炭素が排出されるため、これが胎盤を通して処理されます。つまり、ちょうと呼吸器のような役割を果たしてくれているということですね。


免疫機能の役割も

成長がまだ未熟な赤ちゃんは、感染などに弱く、自分の体を自分で守ることができません。これらも胎盤が守ってくれ、免疫や抗体を作り出す機能も担っています。

ママが持っている免疫が赤ちゃんに移行するため、生後しばらくは風邪などに感染しにくいと言われています。逆に、生後半年を過ぎると、抵抗力が弱い赤ちゃんは風邪にかかりやすくなるため、注意が必要になるというわけですね。


ホルモン分泌の役割

胎盤からはホルモンが分泌されます。これが胎児の成長にとても重要な役割を担っています。ホルモンの種類は4つあります。

ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)

hCGの働きは、子宮内膜を維持することで妊娠継続を可能にするほか、子宮の血液を増やして子宮を大きく柔らかくさせます。

ヒト胎盤ラクトーゲン(hPL)

母体の糖代謝や脂質代謝を助け、胎児の成長と発育を促す。

エストロゲン

エストロゲンの働きは、子宮筋や子宮内膜の線と血管を増殖させるほか、乳腺を肥大させるが乳汁分泌を抑え、授乳に備える働きがあります。

そのほか、妊娠後期には子宮頚管を徐々に柔らかくして分娩に備える働きもあります。

プロゲステロン

プロゲステロンの働きは、妊娠中の排卵を抑えるほか、エストロゲンと同じく乳腺を肥大させる一方で乳汁の分泌を抑え、授乳に備える働きもあります。

また、子宮筋の緊張を低下させ、流産や早産を予防する大事な働きもあります。


まとめ

赤ちゃんの成長には胎盤がとても大きな役割を果たしているということは理解いただけたと思います。

妊娠中大きくなるお腹を抱えて、日々苦労も多いと思います。でも、胎盤は血液の集まりなので、よりよい血液を作るために、妊婦さん自身も、よい栄養を取ったり、無理をせず休息したりなどして努めたいものですね。

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