出産時の腰椎穿刺後に頭痛?脳脊髄液が漏れているかも!

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出産時の腰椎穿刺後に頭痛?脳脊髄液が漏れているかも!

syussann-zutuu

帝王切開で 出産 をする場合には、手術の前に腰に麻酔を打ちます。しかし、帝王切開で出産した後、稀にしつこい 頭痛 に悩まされるケースがあります。

帝王切開と産後の頭痛にはどのような関係があるのでしょう。

その原因や対処法などを詳しく見ていきましょう。


腰椎穿刺とは?

腰椎穿刺とは、腰椎麻酔を行う際に腰椎に針を刺す(穿刺する)ことです。

腰椎麻酔は腰椎に穿刺して髄液中に麻酔薬を注入します。

帝王切開ではお腹にメスを入れて赤ちゃんを取り出すため、あらかじめ腰椎麻酔で下半身の感覚を麻痺させておく必要があります。

腰椎麻酔はごく一般的な麻酔法で、副作用のリスクはそれほど高くはありませんが、一部の妊婦では麻酔後にしつこい頭痛が残るなど、後遺症に苦しめられるケースも存在します。


腰椎穿刺と頭痛の関係

なぜ頭痛が起きるのか?

腰椎とは、脊髄という神経の束を守っている骨のことです。

脊髄は硬膜という膜で覆われており、硬膜の中は髄液という液体で満たされています。

脊髄はこの髄液の中に浮かんでいるような状態で存在します。

腰椎麻酔を行う際には、硬膜に麻酔用の針を穿刺し、局所麻酔薬を注入します。

穿刺の際に空いた穴から髄液が漏れると、漏れた部分の髄圧が低くなり、その他の部分と圧差が生じます。

腰椎麻酔によって腰椎の圧が下がった場合、圧差によって脳や脊髄が腰部に引っ張られ、その結果頭痛が生じると考えられています。

“硬膜に穴を空ける”という手技上、腰椎麻酔を行う際に100%髄液の漏れを防ぐことは出来ませんが、漏れる量を少量に留めることができれば、頭痛の程度を軽くしたり、発生頻度を抑えたりすることは可能です。

頭痛が持続する期間は?

頭痛が持続する期間は個人差が大きく、数日でおさまる場合もあれば、数か月かかる場合もあるといわれています。起き上がったり、座ったり、頭を動かしたりすることで、頭痛だけでなく、気分が悪くなり吐いてしまうケースもあるとされています。

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腰椎穿刺後の頭痛の対処法

腰椎穿刺によって髄液が漏れ、頭痛を引き起こしてしまった場合の対処法は下記の通りです。

安静にする

腰椎穿刺後の頭痛は、先にも述べたように、数日から数か月持続する場合がありますが、その多くは自然に回復します。

出産後は赤ちゃんのお世話などで、なかなか安静にするのは難しいかもしれませんが、夫や両親、ファミリーサポートなどの子育て支援サービスに頼るなどして、できるだけ体を休めるようにしましょう。

無理をすると、頭痛が長引く原因にもなりかねないので注意が必要です。

ブラッドパッチ

腰椎穿刺後に開いた穴を硬膜外から自分の血液を注入する方法です。


まとめ

出産時の腰椎穿刺後に頭痛?脳脊髄液が漏れているかも!
腰椎穿刺とは?
腰椎穿刺と頭痛の関係
腰椎穿刺後の頭痛の対処法

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