命の意味を考える 食育について家族で考えるオススメ絵本3選

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普段何気なく食べているご飯、お肉・お魚・野菜・卵。何をとっても、皆生きているものから与えられているのです。

だからこそ、今一度「食」について考えようというのが「食育」。

好き嫌いのある子にも、何でもおいしく食べられる子にも、毎日のご飯がどうやって与えられているものなのかを考えるのは、とてもよい勉強の機会です。

毎日の食事は、命について考える一番簡単で大切な時間です。

ただ食べてしまうのではなく、何気なく残してしまうのではなく、食事とはどういうことなのかを絵本から家族みんなで考える時間を作ってみるのもいいかもしれませんね。


食べ物の命を頂く大切さのわかる絵本

「絵本いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日」 


絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日 (講談社の創作絵本)

内田 美智子(著)・魚戸おさむとゆかいななかまたち(著)・坂本 義喜 (企画・原案)/さく・え 講談社

西日本新聞から発行された「いのちをいただく」を、手に取りやすい絵本にしたのがこの作品。

紙芝居としても展開されているので、学校での読み聞かせなどにもよく取り上げられています。

食育の入り口としては有名すぎる本かもしれません。

食肉センターで牛を「とく」仕事をしている坂本さん、その息子のしのぶくんは小学校の授業参観でお父さんの仕事についてうまく説明が出来ませんでした。

「普通の肉屋です」と答えたしのぶくんに、担任の先生は「お父さんが仕事をしないと、肉を食べることは出来ないんだぞ」と語りかけてくれます。

先生の言葉で、しのぶくんはお父さんに「お父さんの仕事はすごいんだね」と言えるのです。

そんな坂本さんの勤める食肉センターに、ある日一頭の牛が女の子によって連れてこられます…。

牛を飼っているおうちが近くにある、なんて子はなかなかいないはず。

牧場でたまに触れ合う牛達が、食卓に上がってくるまでのこと、そんな牛達を育てている人たちのこと、牛達を食べられるようにしてくれている人のこと。

いのちをいただくまでに起こるたくさんのことがこの1冊に確かに詰まっているのです。


「しんでくれた」 


しんでくれた

谷川俊太郎/詩 塚本やすし/絵 佼成出版社

少しショッキングなこのタイトルは、日本語の魔術師としても有名な谷川俊太郎さんならではのセンス。

いきものはいきものを食べなくては生きていけない、当たり前のことなのですがついつい忘れがちなそのことを、簡単な、だからこそ心に響く言葉でもって伝えてくれる絵本です。

詩であるがゆえに、物語ほどストレートに子どもが受け止められるかは難しいところではありますが、それでも食べているものが何かという考えを生むきっかけとしてもオススメの本。

私たちが食べているものは、みな「しんでくれた」からそこにある。ハンバーグもそう、しゃぶしゃぶもそう、オムライスもそう、からあげもそう。

しんでくれたからこそ、いただきますという言葉に繋がる。そんな1篇の詩を絵本にした、食育の原点にもなる1冊です。


「食べているのは生きものだ」 


食べているのは生きものだ (福音館の科学シリーズ)

森枝卓士/文・写真 福音館書店

写真絵本だからこその迫力と説得力に満ちた、まさに食育絵本。

昔の人は、自分が捕まえた動物を食べ、集めてきた果物や穀物を食べていました。

自分で捕まえて、集めてくるものだからこそ、自分が食べているものが今まで生きていたものであるという感覚を忘れることなく食事をしてきたのですが、流通が盛んになった今、食料を調達する機会はほぼありません。

ですが出版社からのコメントにもあるように「我々が食べているものは、塩以外は生きもの」。

現代の子ども達を取り巻く食の状況は、少しだけ現実と剥離したものになってはいないでしょうか。

何を食べる、何を食べないという選択肢は人それぞれ。

ですが、何を食べてもそれは元生きていたものであるということを、この絵本はイラストではなく「写真」で伝えてくれるのです。


まとめ

命の意味を考える 食育について家族で考えるオススメ絵本3選
「絵本いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日」
「しんでくれた」
「食べているのは生きものだ」

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