しめ縄の本当の意味って何?飾る理由とその飾り方

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しめ縄の本当の意味って何?飾る理由とその飾り方

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お正月に飾る物と言えば、鏡餅や門松、しめ縄 があります。

鏡餅と門松は年神様がいらっしゃるときの目印や拠り所としての意味があると言われていますが、ではしめ縄はどんな意味があるのでしょうか。

また、しめ飾りとの違いは一体何か知っていますか?

今回はしめ縄の意味や正しい飾り方、しめ飾りとの違いをお教えします。


1.しめ縄とは?

そもそもしめ縄とは「注連縄」と書きます。

これは中国の「注連(ちゅうれん)」から来ていて、昔は人々が死んだ後に霊魂が家へ入らないようにと、『清めの水を注いだ縄を、連ねて家の入り口に張る』という風習があったのですが、これが日本のしめ縄に似ているとのことで、漢字で書くときは「注連縄」という文字を当てはめるのが定着したと言われています。

他にも

七五三縄…七五三は奇数(陽数)で作られていて、陰(偶数=陰数)が神の領域に入らないように封じている。

標縄…万葉集に標(しめ)という表記がある。これは立入禁止の場所を示すのが標と言われている。

〆縄…〆(しめ)は、占めるということから場所を占めるとも言われているのですが、これは「内は注意」との意味も含まれているので、縄で神聖な場所と普通の場所を区別する為に使われている。

という書き方もあります。

しめ縄を普段見かけるのは、神社の鳥居などに張られているものでしょう。

先でも少し触れましたが、これは神様をまつるための神聖な場所を表していて、神様の領域と現世の領域を隔てる結界です。

また、神様の領域に不浄の物が入らないようにする役割もあります。

よく神社の鳥居などに張られていますが、他にも自然にある岩や大木、正月のしめ飾りも同じ意味を果たしています。


2.正月に飾るしめ縄の意味や種類

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それでは、正月にしめ縄を飾る意味は何でしょう。

それは、先述の通り神様に関係しているのですが、正月に関係している神様と言えば年神様(としがみさま)ですよね。

年神様は初日の出と共に山頂からやってきて、門松を目印にして家を目指します

そして、しめ縄により神様と現世の領域を隔てた場所の内側、つまり家の中に安心して入っていくのです。

要するにしめ縄とは「神様をお迎えする為の神聖な場所」を表しているのです。

しめ縄に種類があることを知っていましたか?地域にもよるのですが、一般的には神社のしめ縄のように、横に渡した太い綱に3本の綱を縦に垂らした物が多いです。

他には、大根締め、輪飾り、ゴボウ締めなどがあります。

この内、大根締めとゴボウ締めを用いる場合は「太い方の端」を向かって右側にくるようにします。神道では左右を大切にしている為です。神様から見て左側(向かって右)を上位としていて、反対に右側(向かって左)は下位としていることから、向かって右側が太くするとされているのです。

他に縄を編む=綯う(なう)向きにも違いがあります。左綯え(ひだりなえ)右綯え(みぎなえ)の2種類です。左綯えは時計回り、右綯えは反時計回りに編んでいきます。左綯えは天上の太陽の巡行により火(男性)を、右綯えは太陽の巡行に対し反対向きに回るので水(女性)を表しています。これはお祀りする神様によって男性や女性で綯う方向を使い分ける場合がある為です。

多くは右からが一般的とされていて多いのですが、出雲大社や伊勢神宮などではこれとは逆に左綯えとなっています。つまり、向かって左側に太い端がくるように飾るのです。

このように地域によって飾り方などに違いが出てきますので、間違えのないようにしましょう。


3.しめ飾りの種類

でも、飾るのはしめ縄だけではないですよね。最近多く見られるのはしめ飾りの方ではないでしょうか。実は、しめ縄としめ飾りの違いは一つだけです。しめ縄に縁起物を飾り付けた物がしめ飾りと言われています。その為、由来や意味は同じなのです。

しめ飾りの種類

紙垂(かみしで)…神様の降臨を表すといわれている。

裏白(うらしろ)…裏も白いということから、心の白さや清廉潔白を表している。

譲り葉(ゆずりは)…家の永続や子孫繁栄を願う。

橙(だいだい)…「代々」栄えるようにと願う縁起物。

しめ縄としめ飾り。どちらも神聖な場所を神様にお教えする為の物であり、その内側は結界が張られているので災い、穢れなどから守ってくれてもいるのです。


4.しめ縄を飾る時期

simekazari

本来、しめ飾りを飾り始めるのは年末のすす払いが終わってからと言われています。

すす払いは大掃除のルーツと言われていますが、12月13日がその日になっています。

これにより12月13日が正月事始めと言って、正月準備を始める目安にもなっています。

ですが、これはあくまでも昔の風習。現代の日本ではクリスマスをイベントとして行うことが多いため、25日を過ぎてから飾り始める方が良いでしょう。ですが、あまりギリギリにならないことをお勧めします。

また、いつまで飾るかということについては、松の内が目安でしょう。一般的には1月7日といわれていますが、関西の方では15日に外す地域もあります。

外した物は15日に行われるどんど焼きで焼き、新年の正月行事に一区切りを付けましょう。

またどんど焼きが行われていない地域では、神社に奉納することをお勧めします


5.最後にまとめ

最近ではしめ飾りも簡略化が進み、またハンドメイドなどでオシャレな物を作る方も多くなってきました。

自分好みの飾りを作り、それを新年の飾りとして使えることは、嬉しいことかもしれませんが、しめ縄の本来の意味を知るとなかなか敷居が高く感じます。

しめ縄だけではありませんが、縁起物には古くから続く伝統的な文化がありますので、1つでも伝統文化を取り入れてみてくださいね。

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