子宮体がん検診について気をつけること

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0
スポンサーリンク
スポンサーリンク

子宮体がん検診について気をつけること

gf01a201412161500

健康診断である程度の年齢に(40才を過ぎたころ)になると必ず追加を提案されるのが「子宮体がん検査」です。

なぜ検診を行わなければいけないのでしょうか?

発症しやすい年齢やその初期症状について、また検診の進み方などをまとめてみました。


子宮体がんとは

婦人科のガンで最も多いのは子宮がんです。

子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんに分けられます。

子宮体がんは別名子宮内膜がんとも呼ばれ、子宮内膜に発生するがんのことを指します。

女性の体には排卵と子宮内膜が増殖するのを促すエストロゲンと言うホルモンがあります。

子宮体がんはこのエストロゲンの分泌が長期間続くことが原因で発生する場合が多く、子宮体がん症例の8割もあると言われています。

子宮体がんが発見されるのは50才以上に多いと言われていましたが、近年では広い年齢層で増加の傾向が見られます。


子宮体がんになるリスクが高い人

子宮体がんはエストロゲンの長期間の分泌による刺激のために起こることが大部分なので、閉経が遅い人、妊娠・出産経験がない人、肥満の人、乳がんのホルモン治療を受けている人、更年期障害の治療を行っている人は子宮体がんにかかるリスクが高いと言えるでしょう。

また近年では食生活の欧米化が進み、油分塩分の多い食事が多くなっていることで、今後欧米諸国の女性と同じように子宮体ガンが増えていくと考えられています。

また、エストロゲンの影響を受けていなくても、子宮体がんになるリスクが高い人としては、高血圧、糖尿病、親や血縁者にがん患者がいる、子宮以外のがんにかかったことがある人などが要因として挙げられます。


初期症状とは

月経不順や不正出血、おりものが増加したり異臭、色の異常などがしたら初期症状が疑われます。

たとえ閉経後であっても不正出血がある場合もあり、閉経前であっても出血が長く続く場合には子宮体がんが疑われます。

また子宮内膜に血液や膿が溜まってくることになるため、下腹部が生理痛のように痛むことが多く、ひどい場合は陣痛のような痛みになると言われています。


検診で行われること

検診では、細胞診(さいぼうしん)と経腟(けいちつ)超音波検査を組み合わせて行われます。

なお、一般的に子宮がん検診と言うと、子宮頸がんと言われる子宮の入口に出来るがんの検査が行われます。

子宮体がんの検査は行われません。

それは発症年齢が40代以降に多いため、若いうちは受診の必要は無いと考えられるからです。

しかし子宮体がんと子宮頸がんは発生する場所が違うので、子宮頸がん検診では子宮体がんを発見することは出来ません。

リスクが高まる40歳後半からは、子宮頸がん検診といっしょに子宮体がんも一緒に散らべてもらいましょう。

経腟超音波検査では、子宮内膜の状態に異常がないかをみていきます。

この超音波検診で子宮や卵巣の状態を詳しく見ることが出来ます。

細胞診は、細い棒状のブラシを子宮の少し奥まで挿入して子宮内膜細胞を採取し、顕微鏡で異常の有無を調べます。

この子宮体がん検診で「疑陽性」(陽性と陰性の中間地点である状態)や「陽性」など、がんの疑いが現れた場合は、さらにくわしくしらべるために「内膜組織診」と言う検査を行います。

そこで異常が見られない場合は、定期検査で様子を観察したり、投薬治療を行います。

しかしここで少し状態が進んでいると判断された場合は、手術で子宮内膜を全部掻きだし、がん細胞の有無を徹底的に調べる検査が行われます。

そして妊娠を望める年齢の患者の場合は、妊娠の希望の有無を確認し、希望がある場合はホルモン療法を行っていきます。

とにかく「おかしいな」と思ったら受診するのは基本ですが、それよりも確実なのは定期的に健康診断で身体をくまなく調べてもらうことです。

そして婦人科検診では、子宮頸がん検査とともに子宮体がんの検査もメニューに一緒に入れておくことが一番だと思います。


まとめ

子宮体がん検診について気をつけること
子宮体がんとは
子宮体がんになるリスクが高い人
初期症状とは
検診で行われること

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存