原木しいたけやキノコの水やりにオススメの散水装置

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原木しいたけ やキノコの水やりにオススメの散水装置を紹介する前に山菜採りとならんで キノコ 狩りは自然の恵みを堪能できる人気の行楽の一つです。

一度自生のキノコの美味しさを知ってしまったらスーパーに並ぶ菌床栽培キノコには満足できなくなってしまうかもしれません。

それほど本来のキノコはそれぞれ香りや食感が個性的で魅力にあふれています。

特別な道具の要らないキノコ狩りは子どもでも楽しめて家族のレジャーにおすすめですが、それなりの知識が必要です。

日本には80~100種類の食用キノコが自生していますが、約50種類の毒キノコも確認されており、中毒事故の報告が絶えません。

食用のムキタケと猛毒のあるツキヨタケのように姿がそっくりな上混生するキノコもありますから十分な注意が必要です。

毒キノコに関しては「縦に裂ければ食べられる」とか「見た目が派手なキノコは毒がある」とか「なすと炒めれば食べられる」とかいろいろな言い伝えがありますがいずれも迷信で科学的根拠も効果もありません。

もっと手軽に安全に美味しいキノコを楽しむ方法はないものでしょうか?


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原木しいたけやキノコの水やりにオススメの散水装置

キノコを育ててみよう

人工栽培できるキノコの種類

かつては山間に自生するものを収穫するしかなかったキノコですが、昭和初期にシイタケの菌種を原木に埋め込む栽培方法が発明されてからは急激に技術が進歩し、マツタケを除くほとんどのキノコで人工栽培が可能になりました。

キノコは栄養分の摂取方法から木材腐朽菌、腐生菌、菌根菌の3つに分類することができます。

木材腐朽菌にはシイタケ、ナメコ、エノキタケ、ブナシメジ、ヒラタケ、マイタケ、キクラゲ、ムキタケ、ヤマブシタケなどがあり、腐生菌ではマッシュルームやフクロタケがお馴染です。

菌根菌の代表はマツタケやホンシメジです。

人工栽培できるのは倒木や枯れ幹、切り株などに発生する木材腐朽菌、落ち葉や枯れ草、動植物の遺体から栄養を摂取する腐生菌の2種類で、木材腐朽菌は原木栽培法とオガクズ栽培法があり、腐生菌は堆肥栽培です。

自然環境に置いておこなう原木栽培と室内で管理するオガクズ栽培を比べると、原木栽培は収穫までに時間はかかりますが、香りも味も食感もより天然に近い優れたキノコが育ちます。

二通りの原木栽培法

キノコにはそれぞれ生育に相性のいい樹木があります。

原木栽培ではそれらの木材(ほだ木)にキノコの菌を人工的に接種して自然に近い環境に置いておきます。

直射日光と強風を避け、乾燥しすぎない風通しのよい場所に置けば特別な管理はしなくてもキノコが発生する仕組みです。

原木栽培には太さ10~15cm、長さ1~1.5mの木材にドリルで穴を開けて種菌を埋め込む普通栽培と、直系30cm、厚さ10~20cmほどの輪切りの木材にオガクズ種菌を塗りながら積み重ねる短木栽培があり、一般的に原木栽培という場合は普通栽培を指します。

短木栽培は仕込みに大変な手間と労力がかかりますが菌糸の定着が早く、収穫までの時期は短くなります。


キノコを育てる

自然に近いキノコを味わうには原木栽培がおすすめです。

シイタケ、ナメコ、エノキタケ、ブナシメジ、ヒラタケ、ムキタケは原木栽培、オガクズ栽培両方の種菌が販売されています。

マイタケはオガクズ用種菌しか手に入りませんので短木栽培になります。

キクラゲは種菌の入手が困難で、ヤマブシタケは栽培方法が特許申請されており種菌も手に入りません。

普通栽培の手順

  • 原木に穴をあけて種菌(種駒)を打ち込みます。
  • 風通しと水はけのよい薄暗い場所に積んだり並べたりして筵で覆い、1~2か月置いて菌を定着させます。晴天が続くようなら散水し、乾燥しすぎないように注意します。(仮伏せ 通常は梅雨が始まる前までに終わらせます。)
  • 直射日光の当たらない風通しのよい場所にほだ木を組み、ときどき原木の表裏を返して満遍なく風や光、水分がいきわたるようにします。(本伏せ 1年以上)
  • 4月頃種付けをしたほだ木からは翌年の秋ごろキノコが発生し、収穫できます。

短木栽培の手順

  • オガクズに米糠と種菌と水を混ぜて混合種菌を作ります。
  • 原木に混合種菌を塗り、2~3段に積み重ねます。
  • 風通しのよい屋外か室内に置き、乾燥しないように筵で全体を覆って3~5か月置いておきます。(仮伏せの間は決して動かさず、酸素と水が不足しないように注意します。)
  • 菌糸が十分に蔓延したら原木をバールで剥がします。
  • 適度な湿気があり風通しがよく直射日光の当たらない場所に、種菌がついた面が上になるようにきっちりと原木を並べ、切り口の高さまで盛り土をして表面を藁で覆います。半分地中に埋めても構いません。乾燥しがちな土地なら種菌がついた面が地上に5cmほど出るように地中に埋め、表面に土を被せてその上を筵で覆い、適宜散水します。(本伏せ 半月~1か月)
  • 土と筵を取り除き、藁を被せておきます。
  • 7月初旬に本伏せをした原木からは10月頃にはキノコが発生し、収穫できます。

散水と保湿

キノコの栽培に湿度管理は欠かせません。

特に都会のマンションのベランダなど下がコンクリートの場合は筵と簀の子を敷いて下からの乾燥を避けるとともにトタンや葦簀で直射日光も遮らなくてはなりません。

原木には筵や保湿シートを巻いて1日に二回は水をやります。

自然の森や林を利用できるなら乾燥の心配はそれほどありませんが、晴天が続くときには3~4日に一度4時間程度の散水が必要です。

でも、びしょびしょになるほどでは雑菌や害虫が繁殖してしまい、原木が弱る原因にもなります。

比較的狭い範囲で少しだけ栽培するなら肩掛け式の噴霧器を使う方法もありますが結構な重労働です。

そこで、給水施設(上水道)が確保できるならスプリンクラーが便利です。

シャワーやミストの切り替えや水の粒子の大きさの選択ができ、タイマー機能がついていれば完璧です。

スプリンクラーには頭上から散水する方法と地上から灌水する方法があります。

給水管の設置が難しいですが、頭上からの方が全体に散水できるので理想的です。

地上灌水式ならノズルを支柱につけて高さを出す方法もあります。

キノコは本伏せから発生準備段階には水の粒子が粗いシャワーで刺激し、発生時期には粒子の細かいミストで成長を促進すると収穫量が増えます。

この切り替えができるスプリンクラーやキノコ栽培簡易散水システムはとても便利ですが、性能が高い分数十万円と高価です。


おすすめの散水システム

あまり費用をかけずに効率のよい散水システムをつくるなら、熱中症対策にテーマパークや大型商業施設でよく用いられているミストシャワーが有効です。


ミスト シャワー スプレー ノズル セット 水道 蛇口 アダプター 付き ( 5 m / 10 m ) (5m)

上水道から引いたホースやパイプにノズルヘッドを付けるだけで簡単に作ることができ、設置場所を選びませんし、ノズルヘッドは1個数十円と値段も手ごろで、水滴の大きさを調節できるものもあります。

支柱やフェンスに固定すれば高さの調整も自在にできます。

蛇口に市販の散水タイマーを付ければ数千円で自動散水システムの完成です。

手作り散水システム

材料

 ホース ノズルヘッド 蛇口ジョイント 支柱 針金 市販の散水タイマー

タカギ(takagi) かんたん水やりタイマー スタンダード GTA111【2年間の安心保証】
作り方

  1.  蛇口にジョイントを取り付け、ホースをつなぎます。
  2. 適当な場所でホースを切り、ノズルヘッドを接続します。
  3. ノズル部分を支柱に針金で固定します。エルボーなどを取り付け支柱の角度を変えられるようにすると便利です。
  4. 蛇口にタイマーを取り付けます。

一番簡単な設置方法ですので改良して独自の散水システムを開発してみてください。

ホームセンターに行けばいろいろな部品があってアイディアが湧いてきますよ。

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