しいたけの栄養と効能は?

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煮物、焼き物、揚げ物、汁物、ご飯物、鍋物、出汁と用途の多い しいたけ は、日本人には最も馴染みの深いキノコの一つです。かつては自生種を収穫するか、菌が原木に付着するのを待つしかありませんでしたが、人工栽培の技術が確立し、一年中手に入れられるようになりました。低カロリーでヘルシーなイメージのキノコはダイエットや美容の見方として根強い人気があります。とくにしいたけは多くの栄養素を豊富に含み、健康にも役立つと期待されています。また、樹木の硬い繊維質でさえ分解するキノコの酵素はさまざまな研究の結果、多くの効能を持っていることが明らかになっています。


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しいたけの栄養と効能は?

しいたけの主な栄養

ビタミンD 

骨や歯の形成に欠かせないカルシウムやリンなどの成分の吸収、定着を助けます。血中のカルシウムの過不足を調整する働きもあります。

ビタミンB群

<ビタミンB1> 炭水化物の代謝を助け、肥満を抑制するとともに疲労の蓄積を防ぎます。

<ビタミンB2> 脂質の代謝のサポートにとくに大きな役割を果たします。皮膚や粘膜を強く健康に保つ働きがあり、「美容ビタミン」ともよばれます。  

<ナイアシン> 糖質、脂質、アルコールの代謝を促進します。  

<葉酸> ビタミンB12とともに赤血球の生成を助けます。たんぱく質や細胞の生成に必要な核酸を作る働きもあり、胎児の基幹形成に深くかかわるため妊婦には欠かせない成分です。  

<パントテン酸> エネルギーの代謝を助けたり、DHL(善玉コレステロール)や副腎皮質ホルモンの合成を助けたり、いろいろな組織の補酵素として機能します。 

<ビチオン> 別名<ビタミンH> エネルギー代謝を助け、とくに糖代謝では補酵素として重要な働きをします。髪や皮膚を健康に保つ働きがあり、アトピー性皮膚炎に対して効果があるともいわれています。

ビタミンC

コラーゲンの合成にかかわり、血管、皮膚、粘膜を丈夫にする働きがあります。強い抗酸化作用があり、老化抑制、動脈硬化防止が期待できます。ストレスの軽減にも効果的です。

カリウム

体内の水分バランスをコントロールする働きがあります。筋肉の弛緩、収縮や神経伝達が正常におこなわれるのを助けます。

リン

カルシウムとともに歯や骨の形成にかかわるほか、細胞の分化を促進したり、エネルギーの代謝にかかわったりと、人体の生命維持に欠かせない成分です。

セレン

別名<セレニウム> 抗酸化物質を構成するミネラルの一つで、過酸化脂質の生成を抑制し、動脈硬化の予防に効果があると注目されています。水銀やカドミウムなどに対する解毒作用でも知られ、男性の生殖機能にもかかわるといわれています。

モリブデン

造血を促し、銅を体内から排出する働きがあります。いろいろな酵素の補酵素として働き、尿酸の生成やエネルギーの代謝を助けます。

食物繊維

腸内環境の改善、便秘の予防解消、コレステロールの排出、血糖値の上昇抑制などの効果が知られており、6番目の栄養素ともいわれています。水溶性と不可溶性があり働きが異なります。


とくに注目されるしいたけの成分

β―グルカン

食物繊維の一種です。マクロファージやNK細胞を活性化させたり、インターフェロンの生成を促進したりする抗ウィルス性物質で免疫力を高める働きがあります。

レンチナン

β―グルカンの一種で、がん細胞の増殖を抑える働きがあるとされ、抗がん剤にも使用されています。

エリタデニン

血中コレステロールを下げ血液をサラサラにする効果があるといわれており、しいたけ以外のキノコにはほとんど含まれていません。

エルゴステール

日光に当てるとビタミンDに変わるため、干ししいたけにするとビタミンDの含有量が飛躍的に増えます。骨や歯を丈夫で健康に保つほか、ビタミンDは動脈硬化予防、うつの予防などにも効果があるといわれています。


しいたけの効能

・骨粗しょう症予防

・歯の健康維持

・うつ症状の軽減

・疲労回復

・口内炎の緩和

・生活習慣病の予防

・血中コレステロール値の改善

・抗ストレス作用

・二日酔い予防

・貧血予防

・アトピー性皮膚炎の症状改善

・アンチエイジング

・ダイエット

・便秘解消

・腸内環境の改善

・抗がん作用

*子宮頸がんの原因である「HPV(ヒトパピローマウイルス)」による感染を予防、抑制する働きがあるとして注目されている「AHCC(活性化糖類関連化合物)」は、口腔がん、咽頭がん、肛門がんなどほかの癌に対しても抑制効果が期待されており、多くの健康食品に利用されていますが、しいたけ本体ではなく根にあたる菌糸体に含まれているため、しいたけそのものを食べても摂取することはできません。しかし、しいたけは免疫活性作用のあるβ―グルカン、がん細胞の増殖抑制作用のあるレンチナン、発がん性物質やコレステロールを体外に排出する不可溶性食物繊維など抗腫瘍効果の高い成分を豊富に含んでいるため、抗がん作用の高い食品として知られています。

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