産後の安静はなぜ必要?期間はどれくらい?

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出産は女性にとって命をかけた大仕事です。

そして、そんな大仕事を終えた後の「産後」は、できるだけ 安静 に過ごすべきとされています。

古くから「産後の肥立ちが悪い」などという言葉もあるように、産後に無理をすると後になってからさまざまな体の不調に見舞われたり、下手をすると命を落としたりする可能性もあるのです。

ここでは、産後の安静はなぜ必要なのか・期間はどれくらいなのかを詳しくご紹介します。


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産後の安静はなぜ必要?期間はどれくらい?

産後とは?

産後とは、出産から床上げまでの約一ヶ月間を指す言葉です。

産褥期とも呼ばれ、この期間は無理をせず、出来るだけ安静に過ごした方が良いとされています。

しかし、上の子がいる・里帰りができないなどの理由で、出産直後から家事や育児に追われるケースも少なくありません。

出産を終えて身軽になり、動けるからと言って無理をしてしまうと、後々さまざまな弊害が引き起こされる可能性があるため注意が必要です。


産後の安静はなぜ必要?

出産は女性の体にとって大きな負担となります。

分娩時、母体の骨盤は胎児を外に出すために通常では考えられないほど大きく開きます。

その結果、産後の骨盤はぐらぐらの状態となってしまうのです。

骨盤が元に戻らない内に動き回ってしまうと、広がったままのスペースに腸などの内臓がはまりこんでしまい、腰痛や尿もれ、倦怠感など、さまざまな体の不調を引き起こす恐れがあります。

また、お尻が大きくなるなど、体型の崩れにも悪影響を及ぼします。


安静が必要な期間はどれくらい?

産後、体が回復するスピードは人によってさまざまです。

1〜2週間で妊娠前とほぼ同じ状態にまで回復する人もいれば、体調が戻るまでに1ヶ月以上の時間を要する人もいます。

一般的には出産から床上げまでの1ヶ月(産褥期)は安静にしていた方が良いとされています。

体調がなかなか戻らない人はもちろんのこと、順調に回復している人も、産後1ヶ月の間は家事や育児に精を出しすぎない、外出や重い荷物を持つことは控えるなど、出来るだけ安静に努めましょう。


産後の過ごし方

産後の過ごし方は、できるだけ安静に過ごす・無理をしないということに尽きます。

状況が許すのであれば、赤ちゃんのお世話をする時以外はママも横になっている、くらいの過ごし方を心がけると良いでしょう。

里帰りなどができず、なかなか寝てばかりはいられないという人も、空いた時間はできるだけ体を休めるようにして下さい。

産後は赤ちゃんのお世話だけでも大変な時期です。

家事も育児も完璧にこなそうなどとは考えずに、手を抜けるところは手を抜き、体調優先で過ごすようにしましょう。


無理をするとこんな問題が起きる恐れも

産後にしっかり体を休ませず、無理をしてしまった場合、後々さまざまなトラブルに見舞われる可能性があります。

特に注意すべき主なトラブルは以下のようなものです。

更年期障害

産後の安静が更年期障害に直接的な影響を及ぼすかどうか、科学的な根拠が証明されているわけではありません。

しかし、産後に無理をすることでホルモンバランスが崩れたり、骨盤や子宮の回復が妨げられたリして、何らかの悪影響を及ぼす可能性はゼロではないと言えます。

女性の体はとてもデリケートなため、些細なことが原因となって、後々不調に見舞われる恐れがあるのです。

骨盤の不具合

先にも述べたように、出産の際、母体の骨盤は赤ちゃんを産むためにとても大きく開きます。

そして、出産を終えてもひとたび開いた骨盤はそうすぐには元に戻りません。

骨盤が元に戻るまでにはおよそ1ヶ月かかるとも言われています。

骨盤の状態が不安定な時期に無理をすると、腰痛などの不具合に悩まされることにもなりかねません。

体力の低下

出産は、母体の体力をとても消耗させます。

医療が発達する前の時代には、出産によって命を落とす女性が少なくなかったことからも、出産が命がけの大仕事であることがお分かりいただけるでしょう。

そんな大仕事を終えて間もない産後の体は、言わばガソリンを使い果たす寸前の車と同じです。

そのまま無理に走り続けようとすると、ガス欠を起こしてストップしてしまいます。

また、産後は赤ちゃんのお世話に振り回されてなかなか体を休められない時期でもあります。

そうした要因からも、産後の無理は体力の低下を引き起こす恐れがあると言えます。

精神面の不調

産後はホルモンバランスの崩れや生活環境の変化などから精神的に不安定になりやすい時期でもあります。

中には本格的なうつ症状(産後うつ)を発症してしまう人もいます。

出産後は体だけでなく精神面でも疲れを溜め込みやすい時期だということをきちんと自覚しておくことが大切です。

産後うつに陥らないためにも、産後はしっかり休養をとるようにしましょう。

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