妊娠悪阻とは!妊婦さんは知っておきたい妊娠悪阻

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妊娠中の女性を悩ませる、辛い「妊娠悪阻

人によっては日常生活がままならないほど体調を崩してしまうケースもあります。

妊娠悪阻を乗り越えるには正しい知識が必要です。

妊娠悪阻が起きる理由やその症状、対処方法について詳しくご紹介します。


妊娠悪阻とは!妊婦さんは知っておきたい妊娠悪阻

妊娠悪阻とは?

妊娠悪阻とは、妊娠初期から中期頃にかけて起きる重度の体調不良の総称です。

一般的なつわりに比べると吐き気や食欲不振、頭痛、倦怠感、微熱といった諸症状の程度が重く、日常生活に支障をきたすケースも珍しくありません。

妊娠悪阻やつわりは妊娠4週頃から始まり、10~12週頃にはおさまるとされていますが、症状の重さや持続する期間には個人差が大きく、出産まで症状が続く人もいれば、妊娠期間を通じて不快症状がまったくない人もいます。

吐き気などの症状がより強く出るケースは「重症妊娠悪阻」と呼ばれ、場合によっては入院が必要となることもあります。


妊娠悪阻の原因とは?

妊娠悪阻が起きる原因は、現在も完全には解明されていません。

妊娠すると、女性の体内ではホルモン分泌や代謝のバランスが急激に変化します。

特に、妊娠初期にはヒト絨毛性ゴナドトロピンというホルモンが大量に分泌されます。

ヒト絨毛性ゴナドトロピンの分泌量は妊娠10週目頃がピークとされており、妊娠悪阻の症状が強く出る時期と重なることから、このホルモンが妊娠悪阻の発症に何らかの影響を与えているのではないかと考えられています。


妊娠悪阻の症状

妊娠悪阻の代表的な症状といえば、一番に挙げられるのが吐き気や嘔吐などの消化器系の症状です。

一般的なつわりでもこれらの症状は良く見られますが、妊娠悪阻になると日常生活が困難なほど症状が悪化するケースも少なくありません。

次のような症状が見られる場合は、ただのつわりではなく妊娠悪阻になっている可能性があります。

当てはまる症状がある場合は、無理に我慢をするのではなく、早めにかかりつけの医師に相談するようにしましょう。

一日に何度も嘔吐してしまう

ほとんど食事をとっていないにも関わらず、一日に何度も嘔吐してしまうような症状が続く場合は、妊娠悪阻になっている可能性があります。

食事や水分をほとんどとれない

一般的なつわりでも一時的に食欲が低下することは良くありますが、長期に渡ってほとんど食事がとれなかったり、水やお茶などの水分も受け付けなかったりする場合は、妊娠悪阻を疑う必要があります。

体重の減少が著しい

一週間のうちに体重が2~3kg以上も減少する、ふらふらして立っていられないなどの症状も、妊娠悪阻の兆候と言えます。


こんな症状が出たら危険!?

一般的なつわりとは異なり、耐えられないほどの体調不良を引き起こす妊娠悪阻ですが、その症状は第1期から第3期に分けられるとされています。

妊娠悪阻を重症化させないためには、初期の内に何らかの対策を行うことが大切です。

第1期

第1期では、一日に何度も嘔吐を繰り返す、食べ物や飲み物を受け付けない、脱水による口渇感・便秘・倦怠感・めまいなどが起きるなどの症状が見られます。

これらの症状は一般的なつわりでも良く見られる症状のため、妊娠悪阻と気づかずに我慢をしてしまう人も多いようです。

第2期

第2期では、第1期の症状がより悪化し、尿中にケトン体が検出されるようになります。

これは、体が飢餓状態に陥ることで体内の脂肪がエネルギーとして分解されるためです。

また、尿蛋白や代謝異常なども起こってきます。

第3期

第3期まで症状が進むと、肝臓・腎臓などの機能にも異常が現れます。

めまい・幻覚・幻聴などの症状が起こり、最悪の場合は母体の命が危険にさらされる可能性もあります。

症状が重く、母体の命が危ないと判断された場合は、妊娠の継続は不可能として人工中絶が行われるケースもあります。


妊娠悪阻の治療法

妊娠悪阻は妊娠に伴って起きる症状のため、根本的な治療方法はありません。

妊娠悪阻と診断された場合は、症状を和らげるための対処療法が行われます。

症状の程度が軽い場合は安静と食事療法のみでの対処も可能ですが、症状が重い場合はブドウ糖の輸液を点滴するなどの治療が必要となります。

妊娠悪阻になると食べ物や飲み物がまともにとれなくなってしまうため、母体は極度の脱水・飢餓状態に陥ります。

そこで、ブドウ糖の輸液を点滴することで、体に必要な水分や栄養素の補給を行います。

また、あまりにも嘔吐が酷い場合は、吐き気を抑える薬を使用する場合もあります。

妊娠悪阻が胎児に直接悪影響を及ぼす恐れはありませんが、母体の全身状態が著しく悪化した場合は妊娠の継続が不可能になってしまうケースもゼロではないため注意が必要です。

つわりの症状が重い・日常生活が辛いと感じる時は、出来るだけ早めにかかりつけの医師に相談をするようにしましょう。

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