妊娠初期の気をつけたい腹痛とよくある症状

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妊娠の喜びをかみしめながらも何かと不安が多い妊娠初期

ちょっとした体調の変化も赤ちゃんに何かあったのではと心配のなりますよね。

赤ちゃんもママも不安定な妊娠初期には 腹痛 や微熱などさまざまな症状があらわれます。

すぐに対処が必要な場合もあれば全く心配のない場合もありますから、慌てずに自分の症状を確かめてみましょう。


妊娠初期の気をつけたい腹痛とよくある症状

妊娠初期とは

最後の月経が始まってから妊娠15週までを妊娠初期といいます。

最終月経の始まった日が妊娠0週1日目ですので、実質的にはまだ妊娠はしていません。

2週目に排卵があり、受精した卵子が子宮内に着床して妊娠が成立するのは3週目です。

まれに着床を自覚する人もいますが、ほとんどの人はまだ妊娠に気づいていません。

排卵の頃腹痛を感じる人もいますが、生理痛と同じで心配はありません。

赤ちゃんはまだ目に見えないほど小さく、胎芽とよばれる段階ですが、盛んに細胞分裂を繰返し体の原型が形づくられます。

4週から7週までが妊娠2か月で、生理の遅れから多くの人が妊娠に気づきます。

心臓の形が整い、心拍も確認されます。

脳や神経などヒトとしての根幹を成す器官の80%がこの時期につくられます

8週から11週にはしっぽが消え、指先には爪がつくられます。

顔立ちもはっきりとして胎児らしい姿になります。

11週ごろには性別の区別がつくようになりますが、超音波で確認できるには至りません。

妊娠4か月の半ばには内臓や手足などの器官がほぼ完成し、骨や筋肉も発達してきます。

15週ごろには胎盤が完成します。


よくある症状

だるい 疲れやすい 熱っぽい 

体温が高い状態が3週間ほど続くので風邪と間違えやすいです。

胸が張る

月経前と同じように乳房が張ったり、乳首が敏感になって痛かったりします。

眠い

寝不足でもないのに一日中眠いこともあります。

イライラする

ホルモンの急激な変化から精神的に不安定になることもあります。

腰や下腹部の不快感

生理のときのような鈍いだるさを感じることも。

便秘 下痢

妊娠すると便秘や下痢をしやすくなります。

食中毒などによる激しい下痢は流産を引き起こすきっかけになることがあるので注意が必要ですが、便秘が赤ちゃんの成長に影響することはありません。

お腹の張り

3か月くらいから子宮が収縮するときに強い張りを感じることがあります。

緊張や冷えが原因になることもありますが生理現象なのですぐに治まるようなら心配はありません。

つわり

症状も期間も人それぞれで、着床直後から始まる人もいればほとんど感じない人もます。

吐き気や食欲不振が一般的な症状ですが多くの人は胎盤が完成する15週目頃には治まってきます。

腹痛 出血

妊娠初期の妊婦さんにとって一番気になる症状です。

どちらも流産の可能性のある兆候ですから不安はつのりますが、いたずらに狼狽える必要はありません。

軽度の便秘や下痢による腹痛は食事や運動、マッサージなどで排便の習慣ができれば解決します。

みぞおち付近が痛む場合はつわりによる胃炎かもしれません。

少しずつでも食べられるようになれば落ち着きます。

また、次の月経の頃に色の薄い出血を少量みることがありますが、「着床期出血」といって心配のないものです。

妊娠初期は子宮も膣も出血しやすい状態なので内診の後などに少しの出血があるのはよくあることです。

ただし、出血が続く場合や鮮血が流れるような場合はすぐに病院に行きましょう。


お腹の痛み、出血の気をつけたい症状

妊娠初期は流産の可能性が高いので、少しでも不安な症状があれば病院で受診する必要があります。

下腹部に痛みを感じたら15~30分ほど安静にして様子をみます。そのまま自然に治まれば心配はありません。

でも、緊急を要するトラブルの可能性もありますから自己判断は危険です。

次のような症状がある場合はすぐに病院に連絡をして診察を受けましょう。

  • 横になっていても痛みが治まらない
  • だんだん痛みが強くなる
  • お腹の張りが周期的で間隔が短くなる
  • 出血を伴う
  • 下腹部に急激に激しい痛みがおこる

可能性のある病気

子宮外妊娠

早い段階では症状が出にくいですが、胎芽が成長すると激しい痛みと暗赤色の出血があります。

大量出血の可能性もありますからすぐに病院に行きます。

妊娠の継続はできません。

妊娠反応があるのに超音波検査で子宮に胎嚢が見られない場合は子宮外妊娠の疑いが強いです。

切迫流産

生理痛によく似た下腹部痛や腰のだるさがあり、だんだん強くなります。

出血の量は多かったり少なかったりとさまざまですが、だらだらと続くことがほとんどです。

超音波検診で赤ちゃんの心拍が確認でき、適切な処置を受ければ妊娠を継続できることも多いので、少量でも出血を伴う腹痛があったらすぐに受診しましょう。

進行流産

下腹部の周期的な痛みがだんだん強くなり、鮮血の出血が増えます。

すぐに病院で診察を受けますが、妊娠の維持は困難です。

妊娠週数が少ないと生理痛程度の痛みの場合もあります。

流産になると強い痛みに伴って大量の鮮血の出血があり、医師の処置が必要な場合がほとんどです。

子宮内膜症 子宮筋腫  

生理痛がひどかったり、月経量が多かったり、期間が長かったりして妊娠前に判明することもありますが、妊娠をきっかけに病気が見つかる場合もあります。

積極的に治療をするか様子をみるかは症状によって違いますから主治医とよく相談してください。

下腹部の痛みが強くなり出血があった場合はすぐに病院に行きましょう。

初期流産は全妊娠の10~20%に見られ、決してめずらしいことではありません。

ほとんどが妊娠12週までに起こります。

多くは染色体の異常や遺伝子疾患によるもので残念なことですが誰のせいでもなく避けようがありません。

事後の処置を適切におこなえば次の妊娠には支障がないことがほとんどです。

自然淘汰による流産は致し方ありませんが、転倒や腹部の強打、強い冷えによって流産してしまうこともありますから日常生活にも十分注意しましょう。

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