読書が苦手な中高生に夏休み読書感想文裏ワザ攻略法!オススメ本3選

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楽しい 夏休み の最大の難関が、宿題。その中でも、これだけは…と苦手意識を持ってしまっている人も多いのが「読書感想文」ではないでしょうか。

指定図書や課題図書が決まっていて、なんとなく“無理矢理読まされている”という気持ちで向き合っていることもしばしば。

読書は、心の食事のようなもの。自分が読みたい時に読みたいものを読むのが一番なのですが、宿題ではそうも言っていられませんよね。

課題図書が指定されておらず、自由に自分が読みたい本を選べる状況ならば、その時一番自分が読んでみたいと思える本、もしくは一度読んでしまっている本の中で一番好きな本を選ぶことが、読書感想文攻略の一番の近道。

大好きな本の大好きな所、どうしてそこが大好きなのかを友達に教えてあげるつもりで書いてくと不思議と原稿用紙は埋まってしまうものなんです。

それでも、何の本を選べばいいか分からないという人、読書が苦手…という貴方には、こんな本はいかがでしょう。

今回おススメする3冊は、どれも中高の課題図書に選ばれたことがあり、なおかつ「映像化」されたことがあるものばかり。

本を読むのがどうしても苦手な人は、まずは映像から物語の世界に入ってみるのはいかがでしょう。

そうして何か心に残ったものがあったら、原作の物語にもぜひ触れてみてくださいね。


読書が苦手な中高生に夏休み読書感想文裏ワザ攻略法!オススメ本3選

「キッチン」 吉本ばなな/著 角川文庫


キッチン (角川文庫)

主人公のみかげは、たった一人の肉親であったおばあちゃんを亡くした後、おばあちゃんと仲の良かった雄一くんとそのお母さんの家に同居することになります。

世界に自分しかいなくなってしまったような気持ちを抱えながら、赤の他人ともいえる家族と本物の家族のように心を交わしていくうちに、みかげの気持ちは少しずつ世界との繋がりを取り戻していくのですが…。

キッチンの魅力は、何と言ってもこちらに語りかけるような読みやすい文章と個性豊かな登場人物。雄一君のお母さんはとっても綺麗なママなのですが、実はれっきとしたお父さん。

奥さんを亡くした悲しみを癒すために始めた女装がすっかり板について、みかげよりも女の人らしく、お母さんのように彼女の心に語りかけます。

人と話すこと、自分の気持ちを少しずつさらけだすこと、ご飯を美味しく食べること。

キッチンで交わされる会話や心の交流、何気ない日常、そうしてすべてがハッピーエンドとはいかない「生きること」の切なさまでをすっきりと描き切った一作です。


「博士の愛した数式」 小川洋子/著 新潮文庫 


博士の愛した数式 (新潮文庫)

他に類を見ない天才でありながら、17年前の事故によって80分しか記憶を保持することが出来ない元大学教師の元へ家政婦として派遣されることになった「私」が語る、数学と家族と形に出来ない愛の物語。

数学にしか興味を示さず、何度でも自己紹介を繰り返し、コミュニケーションを取ることも一苦労という年老いた雇い主、そんな彼との関係が「私」の10歳の息子との出会いによって穏やかで優しいものへと変化していくのです。

数学なんて苦手!という人もいるかもしれません、ですがこの本で「博士」が語る数学は読み手である私達の心を何故だかとてもわくわくさせてくれるのです。

ひらたい頭をしている息子を「良い形の頭だ」「ルートのようによい形だ」と褒めてくれる博士。

彼の質問に楽しそうに答える博士。それでも記憶が80分しか保たない博士…。

彼らの穏やかな日々は永遠には続きませんが、それでも読み終わった時にはきっと忘れられない気持ちで胸がいっぱいになっていること間違いなし。

数学を苦手だと思っている人にこそ読んでほしい1冊です。


「西の魔女が死んだ」 梨木香歩/著 新潮文庫


西の魔女が死んだ (新潮文庫)

「西の魔女」とタイトルにはついていますが、このお話はファンタジーではありません。

中学に進んで少しした頃、どうしても学校に行けなくなってしまった主人公の「まい」は、初夏までの一ヶ月を「西の魔女」と呼ばれているイギリス人のおばあちゃんの家で過ごすことになりました。

西の魔女の家で、まいは「魔女修行」をすることに。

魔女修行の肝心要は、「何でも自分で決めること」…。

不登校を選んだ少女が、魔女の手ほどきを受けながら自分の喜びも、希望も、幸せも、自分で決められるようになろうとゆっくりと歩き出すまでの物語。

人とかかわる中で必ず起こってしまう人間関係や自分の心の動きへの戸惑いを、魔女は優しくはっきりとした言葉で解きほぐしてくれますよ。

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