柿の栄養と効能 渋柿の脱渋方法を知っておいしく食べましょう

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柿の栄養と効能 渋柿の脱渋方法を知っておいしく食べましょう

kaki

「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺  正岡子規」と詠まれているように日本では古くから柿が食されてきました。

最近は柿を食べる機会が減ったように感じますが、里帰りした時には、実家の庭に柿が植えてあるおうちもあるのではないでしょうか。

今回は、柿の魅力を再確認して、柿の良さを知っていきましょう。


甘柿と渋柿

9月~11月の柿の旬のころになると、多くの柿の実がなっています。

柿には甘柿と渋柿がありますが、一目見て甘柿か渋柿かわかるものとわからないものがあります。実は簡単に見分ける方法がありました♪

甘柿は、収穫の時期を迎えると甘みがあり、そのままでおいしく食べられます。

渋柿は、収穫しても、そのままの状態では渋みがあり、食べられません。

この渋みはカキタンニンというタンニンの一種で、水に溶ける性質を持っているので、食べると唾液に溶け、渋みを感じます。

つまり、渋柿の渋みをとるにはカキタンニンを不溶性の状態にすることが必要で、それが脱渋です。

甘柿にもカキタンニンは含まれていますが、不溶性の状態なので食べても渋みを感じません。

甘柿を切ってみると、黒い点を見つけることができるでしょう。

その黒い点が不溶性のカキタンニンで甘柿の特徴でもあります。


柿の栄養と効能

柿は「柿が赤くなれば医者は青くなる」と言われるほど、体に良い食べ物です。

柿に多く含まれる成分としてはビタミンC、β―カロテン当量、β―クリプトキサンチン、カリウム、カキタンニンがあります。

柿のビタミンⅭは風邪の予防や美肌効果を期待できます。

柿の色であるオレンジ色はβ―カロテンやβクリプトキサンチンと呼ばれるビタミンA の作用をする成分で、抗酸化作用や免疫を増強する作用があるので、発がん抑制効果を期待できます。

カリウムはナトリウムの排出を促してくれますから、血圧の上昇を抑えてくれます。

カキタンニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。

動脈硬化の予防など生活習慣病の予防を期待でき、悪臭成分と結合、変性することで消臭効果があります。

二日酔いの原因物質と結合し、カリウムの利尿作用で体外に排出しれくれます。

良い点ばかりに注目してきましたが、デメリットもあります。

タンニンは鉄と結びつき、血中に溶けにくい性質に変化してしまうので腸から吸収されることなく体の外に出してしまいます。

ビタミンCが豊富に含まれているので全部が排出されてしまうわけではありませんが

貧血気味の人や妊婦さんの食べすぎは控えたい食品です。


渋を抜く方法

渋柿は優性遺伝で、甘柿は突然変異でできたともいわれています。

そのため渋柿のほうが多くあるのです。

渋柿の脱渋方法をいくつか紹介いたします。

干し柿にする

渋柿の皮をむき、5秒ほど湯につけて殺菌してから、軒下など雨をしのげるところに干すと渋みが自然と抜けていきます。

表面が乾いて来たら、時々揉むと均一に甘くなります。

湯抜き

40度ぐらいのお湯やみんなが入った後のお風呂に、渋柿を半日から1日入れておきます。

比較的短時間で渋が抜けますが、味は落ちてしまうのが欠点です。

アルコール脱渋

35度以上の焼酎をへたの部分に塗ったり、布に焼酎を含ませて一緒に袋に入れます。

皮に焼酎が付くと腐敗の原因になるので、袋に入れる前に皮の部分を拭いておくとよいです。

その後、空気をしっかり抜いてから袋の口を縛り4~5日置いておきます。

アルコールが抜けると渋が抜けにくくなるので注意が必要です。

炭酸ガス脱渋

販売用の渋柿を甘くするときに用いる方法です。

渋柿を入れたコンテナ室に炭酸ガスを入れ、そのまま1日置いてから部屋から出し、2~3日放置すると渋が抜けます。

自宅では柿とドライアイスを一緒の空間に入れると渋が抜けるようです。

自分に合った脱渋の方法を試してみてくださいね。

ちなみに、柿を切るときには果肉の溝に沿って切ることで、種に当たることなく切れるようです。

参考にしてみてください。


まとめ

柿の栄養と効能 渋柿の脱渋方法を知っておいしく食べましょう
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柿の栄養と効能
渋を抜く方法

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