授乳中に泣く・暴れる原因と対処法について
子育てママの最初の難関とも言える「授乳」。
うまくいかないときは、抱き方、咥え方、授乳時間、母乳の出や味…、どれもこれも不安になるものです。
「授乳」の難しいところは、“いつもと同じ”のはずが突然通用しなくなったり、うまくいかなくなるところです。
子どもの成長と、おっぱいの状態で日々変わり、お母さんたちの子育て不安や自信喪失を招いてしまうことも。
今回は、「授乳中に泣く・暴れる」赤ちゃんの原因と対処法について紹介します。
目次
泣く・暴れるのは赤ちゃんの主張?
授乳中に突然泣きだしたり、おっぱいパンチを繰り出す赤ちゃんたち。
大好きなおっぱいのはずなのに予想外の反応に、お母さんたちは頭を抱えるものです。私自身、混合で2人の子どもを育てましたが、比率は8割おっぱいでしたから、おっぱい問題にはアレコレ悩まされたママの一人です。
授乳を拒否するような赤ちゃんの反応は、本当に悲しい気持ちになります。
授乳は子育てする上で外せないものですから、うまくいかないことが続くと育児全般に対して自信を失いかねません。
しかし、赤ちゃんはそもそもそんな深くは考えてないんです。
嬉しいときは笑う、おむつが濡れたら泣く、心地よければ寝る、生き物です。ですから、泣いたり、暴れたりする赤ちゃんには、赤ちゃんなりに主張があるらしいのです。
考えられる赤ちゃんの主張
授乳中に泣かれると「おっぱいの出が悪いんじゃないか?」と考えるお母さんが多いですが、理由はほかにもいくつか考えられます。
考えられる理由と対処法をまとめてみました。
理由・おっぱいが出過ぎ
授乳から数カ月たつと、おっぱいの出が良くなってきます。しかし、出る量が多すぎると、赤ちゃんはびっくりしたり、えづいてしまうことも。
対処法:授乳前に少し搾乳して、勢いを落としてから授乳しましょう。
理由・首が痛い
授乳する時の姿勢が赤ちゃんの首に痛みを生じさせている場合があります。首が痛ければ、赤ちゃんもおっぱいどころではありませんよね。
対処法:フットボール抱きや立て抱きなど、抱き方を変えてトライしてみましょう。抱き方を変えて与えることは、おっぱいの乳腺詰まりの防止にもなりますよ。
理由・おっぱいが甘くない
赤ちゃんは甘いおっぱいが大好きです。とくに混合で育てているお母さんはお分かりでしょうが、市販のミルクは大変おいしいものです。“母乳に近い味”などと謳った商品を舐めてみれば「こんなに甘いおっぱいが出るのか?!」と驚くほどです。一度、自分の母乳の味をチェックしてみてください。
対処法:美味しい母乳を作るコツは規則正しい食事です。お母さんの身体の中で作られるものですから、食事の見直しをしてみましょう。甘さが変わるのを実感できます(体験談)。
理由・とにかく今じゃない!
眠い、暑い、痒い、お腹がすいていない…。
そういうときには、赤ちゃんもおっぱいどころではありません。
また、お腹がすき過ぎで泣き過ぎによる興奮は満腹感覚にもなるそうです。
対処法:そんなときにはまず抱っこで、気持ちを落ちつけてからにしましょう。
無理やり咥えさせると、おっぱい嫌いの引き金になりますので要注意!
理由・おっぱいの出が悪い
飲みが悪いと一番最初に考えるのがこの理由です。
おっぱいがどれぐらい飲めたのか、毎回計測するのは難しいですよね。
どれだけ飲めたのか、「おっぱいバロメーターが身体に付いていたらいいのに」と何度も考えたものです笑。
混合の方は、ミルクの飲みが良いと余計に、おっぱいの出が悪いんだと考えがちですが、哺乳瓶は飲みやすいので赤ちゃんも楽ですし、味も濃いのでどうしても飲みは良いものです。
対処法:まずは市町村の育児相談や健康相談などで月1回くらい測り、おっぱいの出を確認しましょう。
また、月齢があがるにつれて、おっぱい量が必要になったり、離乳食との兼ね合いでそんなに多くいらないこともあります。
保健師さんや助産師さん、看護師さんなどに定期的に相談しましょう。
最後に
おっぱい問題に限らず、育児で迷ったり悩んだりしたら、まずはだれかに相談を!
保健センターや病院などで専門の方へ聞いてみるもよし、子育て支援センターや児童館で、同じ子育てママと悩みを共有するもよし、一人で悩まず、大変なときは「大変だー!」「しんどいんだー!」と、心の声を出していってください。
母乳育児真っ最中のお母さん方が笑顔で頑張れるように、応援しています。
まとめ
授乳中に泣く・暴れる原因と対処法について
泣く・暴れるのは赤ちゃんの主張?
考えられる赤ちゃんの主張
最後に