乳幼児の発達障害を見つける3つの特徴どうやって見分けるの?

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乳幼児の発達障害を見つける3つの特徴どうやって見分けるの?

baby

少し前まではあまり聞くことのなかった「発達障害」という言葉。最近はニュースやテレビ番組でも取り上げられるようになってきました。

約10人に1人の割合で発生するといわれる発達障害。

かなりの確率ですが、どのようにして見分けるかご存知でしょうか?

ここでは乳幼児の発達障害について見ていきたいと思います。


発達障害とは

発達障害とは、先天的な脳機能の特性であり、生まれてから死ぬまでその症状は続くといわれているものです。

『障害』とつくことから響きがかなり重く、わが子をいわゆる『障害児』(この呼称にも問題があると思いますが)とは認めたくない、と受け入れられない親御さんが少なくありません。

しかし、乳幼児の発達障害は早期療育が鍵ですので、親や周囲の者がその特性をよく知り、理解をした上で適切な対応をすることが重要です。

発達障害のタイプとしては

ADHD(注意欠如多動性障害)

「じっとしていられない」、「集中力がない」、「衝動的に動いてしまう」、「約束や持ち物などを忘れっぽい」といった特徴のある障害です。

自閉症

この呼び名から、「心の病気」であると勘違いされやすいですが、心の病気ではなく先天的な脳の中枢神経の機能障害の病気です。

特徴として、「言葉の発達の遅れ」「コミュニケーションが困難」「対人関係や社会性の問題」「パターン化した行動や異常なこだわり」などがあります。

アスペルガー症候群

上記の自閉症の特徴から、「言葉の発達の遅れ」のないものがアスペルガーです。

アスペルガー症候群の最初の定義を著した、アスペルガー博士も「小さな教授」と呼ぶほど、特定の興味のある事柄に関しては、大学教授並みの知識を持つほどに入り込むこだわりがあるのがこのアスペルガー症候群です。

自閉症、アスペルガーはこれらをまとめて『広汎性発達障害』と呼ばれますが、近年ではこれらは、『自閉症スペクトラム』という名称に統一されてきています。ADHDはこの中には入りません。


早期診断のメリット

発達障害は目に見えての障害ではないために、生後すぐに診断が下りることはなく、だいたい6ヶ月頃まではその特性が見られず、その後は発見が遅れがちです。

ADHDにしても、あかちゃんがじっとしているわけがありません。

自閉症、アスペルガーを含む自閉症スペクトラムは早くて1歳半頃に健診などで「要観察」など疑いがかかり、その後3歳頃から診断され、ADHDは約4歳以降です。

もし発達障害をもっている場合、療育を受けることは非常に大事なことで、早ければ早いほど良いとされます。では、一生治らない病気なのなら、早く診断されることに何のメリットがあるのでしょうか。

これまでに述べてきたように、発達障害は見た目にはわかりません、これがやっかいなのです。

乳幼児期は親が側にいるために、何か問題があってもすぐに対処できますが、問題は小学校以降、子供が1人で社会へ出たときに、他人の気持ちが汲めず、コミュニケーションが苦手な子や、学習障害がある場合に、問題点を誰がカバーしてくれるのでしょうか?

学校側や親がどれだけ出来るのでしょうか?

一番大変な思いをするのは親ではなく、子供本人です。

小学校以降に発達障害が見つかった約8割の子供がいじめを受けていたというデータもあります。ですから、困難にぶつかったときの適応力を高めるために、勇気を持って、成長の遅れの根本的原因にせまる、幼児期からの療育を受けることをおすすめします。


乳幼児の発達障害の見分け方

では発達障害かどうかの見分けはどうしたらよいのでしょうか?乳幼児期に家庭で見分けられる3つの特徴をあげたいと思います。

視線が合わない

赤ちゃんは6ヶ月を過ぎた頃から、お母さんや周りの人の声に反応し、声がした方向に振り向いたりします。これは、周りに対するコミュニケーションの芽生えなのですが、いつまでたっても振り向いてくれない、あやしても反応がない、視線が合わないのであれば、発達障害の疑いがあります。

抱っこを嫌がる

身近な人との接触を求め、眠たいときや気分が悪いときなどに抱っこを要求してくるものですが、発達障害がある場合は、感覚が過敏なために人に触られるのを嫌がる場合があるようです。

言葉の発達が遅い

聞こえる言葉には反応せずに、音だけに反応を見せる場合や、言葉は理解しているが、発語が出来ないということもあります。言葉の遅れは3歳頃にはかなり目立ってくるようで、健診等での指摘も3歳以降が最も多いようです。

この3つの特徴が一番わかりやすい家庭での判断材料かと思いますが、他にも偏食、指差しをしない、人見知りをしない、歩くのが遅い、一つのものへのこだわりなどがあります。

うちの子、もしかして発達かしらと心配になったら、相談を受け付けてくれる機関に、保健センター、子育て支援センター、児童相談所、発達障害支援センターなどがありますが、それぞれの事業内容は地域によって異なります。指導や助言などを行ってくれますので、一人で悩まずに是非、相談をしてみて下さいね。

もちろん色んな環境の変化などが重なった時は子供の負担は想像以上ですし、その中で発達障害を見判るのは至難の業です。引越しなど環境に変化がある場合は親にとっても大きな負担となっている最中ですので、子供の小さな変化や態度をつい見逃し勝ちだと思いますが、第三者の目線から見てもらうことも有効ですので、児童館や保険センターなどに足を運んだりすることは、子供にとっても親にとっても心の支えになる部分がありますし、幼稚園や保育園、小学校に通っている場合は、先生にそれとなく様子を聞いたりすることも大事だと思います。


ある親子のケースを紹介したいと思います

3歳まで海外で育った子供を連れて日本へ帰国し、一年後の4歳から幼稚園に通うことになったそうですが、幼稚園での様子は気になることがたくさんあったそうです。

例えば、他の子とコミュニケーションをとらない、外で遊ばない、自分のお気に入りの場所で同じおもちゃでいつも遊ぶ、運動することを嫌がる、偏食が激しい、同じクラスのお友達のことはほとんどしらないが、ひらがなは早くから読めるようになっていたので、クラス全員のフルネームは言うことが出来るなどです。

3歳でようやく片言を話せるようになった背景があることからも、発達障害を疑うところですが、バイリンガルは言葉を発するのが遅くなる原因となるということもありますし、偏食にしても、3歳までの食生活と日本での食べ物があまりにも違うために受け付けられないのだろうと考えられましたし、ハーフで見た目も周りの子と違うことから、周りが躊躇してあまり話しかけないこともありました。

さらには日本語をまだ他の子のレベルほどは理解出来ていないために、言葉は1歳くらいの遅れがあるのだろうと思っていたそうです。

記憶力に優れており、文字や音楽もすぐに覚えてしますので、発達障害という文字は頭にかすりもしなかったし、海外生活が長かったので、その言葉自体を知らなかったと言われていました。

5歳児の幼稚園年長組となり、半年後には小学校へ入学という時期になる前くらいから、未だにお友達が出来ず、教室でひとり遊びを続け、言葉も2月生まれということを除いても、余りにも同年代の子と比べて語彙などが増えていない、親は関西弁なのに標準語を話すという息子に、多少の不安を感じ始め、親友になんとなく打ち明けてみたところ「幼稚園の先生に思ってることを言ってみたら?」と言われたそうです。

ちょうど二者面談の時期だったので、そのことを話して見ると、軽い気持ちでいいので一度、児童発達支援センターに相談してみてはどうですか、園でも職員会議の際に親御さんのお気持ちを伝えさせて頂き、皆で見守らせて頂きます、と言って下さり、支援センターを紹介されました。

センターでは、臨床心理学士の方も含め、子供を抜いた四者面談で、妊娠時や出産時から今に至るまでの詳しい質問があり、その後の臨床心理士とのテストで「要療育児童」と認定され、療育手帳を交付してもらって、そのセンターにて療育を受けることとなったそうです。

この親子のケースは特殊かもしれません。しかし、発達障害の発見に親御さんの友人や幼稚園の先生など、第三者の目から見た子供というのが、大きく関わっています。

なかなか自ら発達支援センターのドアをたたくのは敷居が高い行為かもしれませんが、まわりからの支えが大きな助けとなりました。

その後、息子さんは療育を受けていく中でどんどん変わっていき、半年経つ頃には言葉の面での遅れはほとんど見られなくなったそうです。

時々ですが他の子と遊ぶことや、外で遊んだりすることも見られるようになりました、と変化に喜んでいらっしゃいました。

子供の未来を考えた時、幼い頃から養育を受けさせることの大切さと重要性を改めて考え直したいと思います。


まとめ

乳幼児の発達障害を見つける3つの特徴どうやって見分けるの?
発達障害とは
早期診断のメリット
乳幼児の発達障害の見分け方
ある親子のケースを紹介したいと思います

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