男性不妊って知ってる!?もしかしたら男性のほうが原因かも?
突然ですが、たんに「不妊」って聞くと、女性の方に問題があるのではないかと思ってしまいますよね。
女性の私でも正直そう思っていた部分があります…
でもじつは、男性の精子が異常で起こる「男性不妊」の影響で赤ちゃんができないのかもしれません!
「赤ちゃんができないのは、私の体のせい!?」と思っている方、もしかしたらあなたのせいではないかもしれませんよ??
今回は、男性不妊について原因を詳しくご紹介します。最後までご観覧いただければ、幸いです。
男性不妊の原因とは!?
男性不妊の原因は下記のいろいろな原因が考えられます。
精子の量が異常をきたすことによって起こる男性不妊。その詳しい原因とは…
◇クラインフェルター症候群
先天的なもので、性染色体に異常がきたしている場合です。ホルモンのバランスが崩れ、性機能がしっかりしていても、精子がじゅうぶんに作ることができずに、結果赤ちゃんができないということが起こります。
◇停留睾丸
睾丸が陰のうの中に降りてこない状態を、「停留睾丸」と言います。
もともと睾丸は熱に弱いので、睾丸が降りてこないでお腹の中にあると熱が高い状態になります。
その結果、精子が十分に作られず、赤ちゃんができないという結果になります。
◇おたふく風邪
おたふく風邪の影響で睾丸炎を発症するケースがあります。精子の機能に問題をきたすため不妊症の原因になり兼ねませんが、まったくの不妊症になるほど重症化するケースは、10%前後と言われています。
妊婦さんのおたふく風邪はお腹の赤ちゃんに悪影響があると聞いたことがありますが、男性も注意が必要ですよ!!
おたふく風邪は、1歳を過ぎたあたりに予防接種をすることで防げます。ですが、免疫が低下しているという場合もありますので、心配であれば病院で検査することをおすすめします!
◇通路障害
精子が通る通路が、何らかの原因で炎症を起こし狭くなることで不妊症になります。
通路障害がある場合は、精子が膀胱に逆流し尿と共に外に出る仕組みとなっています。
その結果、精子が普通に射精できないとこから男性不妊になってしまうケースがありえます。
◇精索静脈瘤
睾丸のうしろにある細い静脈にコブみたいなのができてしまい、うっ血することで温度が上がります。
先ほどもご紹介したように温度が上がることによって暖められ悪影響が起こり、精子がうまく作れずに、赤ちゃんができない精子になってしまいます。
◇精神面の問題
生活習慣・ストレスが原因で早漏・勃起障害・遅漏が起こる場合があります。
その原因を解決すれば治るので、そこまで心配はないでしょう。
また、タバコや飲酒などで精子に異常をきたすケースがあります。万が一受精したとしても、赤ちゃんに異常が起きたり、流産・早産のリスクがありますので注意が必要です!
男性不妊に関わらず、子供を望むのであれば、これから産まれてくるであろう赤ちゃんのためにも、女性も男性もお酒とたばこは止めるように努力しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょう?
「赤ちゃんができないのは私のせいだ…」と思っていたあなた。
「赤ちゃんができないのはあんたのせいだ!」と言われてしまったあなた。
それって、もしかすると男性側に原因があるかもしれないことを伝えましょう。
不妊には、女性の場合・男性の場合・両方の場合とがありますので、あまり赤ちゃんができないなと感じたら2人で不妊検査をすることをおすすめします!
不妊の原因は女性だけではないのです。
むしろ、男性のほうが原因はたくさんあるので注意が必要ですよ!!
自分に心当たりがある病名があったら、赤ちゃんを望むのであれば、早めに病院に受診するのがいいでしょう♪
2人の体とこれから産まれてくる命を大切に。