1歳児にもなると何が起こるかわからない年頃!みんなハラハラドキドキで、無垢な魔の 一歳児 とも言われます。
大人用のベッドにゴロンと転がしておいても何の問題もない、ねんねの頃は、多少部屋の掃除が出来ていなくても問題はなかった。
寝返りを打つようになった頃もまだ許される。
しかし、自分で体を起こし、ずりばいをするようになる頃には毎日床掃除が待っている。
しかも、ゴミ箱や、ちょっとしたものをその辺に置いておくと、後で後悔する羽目になるのは、私だけではないはずだ。
無垢な魔の一歳児!何が起こるかわからない!ハラハラドキドキ
ハイハイ、つかまり立ちをする頃にはもう旦那が
「部屋がキレイになってきた。」
と思わず口にするほどであった。(普段どんだけ汚いんでしょうか…)
毎日、もしくは2日に一回、湿り雑巾で、モップがけのようにササッと床を滑らせると、5分もかからずにキレイになる。子供が床を舐めていても余裕である。今までの汚れを溜め込んだ状態で、時間をかけてガッツリ掃除をする方が大変だったんだ、と気づくが、子供が大きくなったらまた溜め込む方向にいってしまうんだろうな。
1歳になりたての息子が、部屋からキッチンまでを縦横無尽にハイハイしまくるようになって、床に置いてある物が減り、こざっぱりした方だが、5歳と7歳のお兄ちゃんお姉ちゃんが遊んだ後にキッチリ片付けてくれるわけがない。1歳児は、うろつく道中にしまい忘れてあったカルタをもぐもぐ食べ、落ちているクレヨンに爪をたてる。私の
「片付けなさいっていつもゆってるやろうが~!!」
のカミナリでやっと片付ける。しかし、床から机の上に移動しただけがほとんど。1週間に1度くらい落ちる大き目のカミナリでやっと、机の上のものも片付けるくらい。私も片付け苦手やのに、子供がキッチリした性格なわけないわな…と半分諦めている。
机の上に置いておいたケータイがいつの間にかなくなっていると思ったら、息子がよだれだらけにしていたなんて日常茶飯事。そういえば、長男が1歳の時にも、机の上に置いていた化粧ポーチが盗まれ(息子に)、いつの間にか大惨事になっていたことがあった。
外出先から帰宅した私に旦那が
「大変だ!息子の耳が…!」
というので、何があったのかと息子を抱き上げると、なんと耳が真っ赤!その日に限って一張羅のラルフローレンのポロシャツを着ていたのだが、ポロシャツまで真っ赤に染まっている。
「どうしたん!何があったん!?」
「手はやっとキレイに出来たんやけどね。」
と、落ち着いている旦那。息子もご機嫌である。
おかしいな、と思いよく見てみると、血じゃない。油っぽい。何じゃこりゃと思ったら、私の口紅だった…。
日本から持ってきた貴重品やのに~!!
しかしどうして口紅を口に塗るとか、絵を描くとかじゃなくて耳に突っ込むのか?!息子がわからない。ベビーオイルを浸しためん棒などで、かなり時間をかけてきれいにぬぐい、服は、これまた貴重な日本のオイルクレンジングを丁寧に馴染ませてから、揉みこんだらキレイになりました。
本当に、届かないだろうと思っているところのもんでも、案外届いちゃうことがあるから油断ならない。
でも5歳の長女が
「キレイな飴だと思ったから食べたのに、おはじきだったの…。飲み込んじゃったから、私もうすぐ死んじゃう。」
と泣きながら訴えてきた時は、5歳なのに自分のおはじきを飴と間違う?その方が大丈夫?と違う不安を覚えたもんですが、子供ってこんなものかも。
引き出しを引っ張る味も覚えてきた1歳児、そろそろいたずら防止ストッパーが必要かな。
友達の子はキッチンの1ℓのサラダ油をひっくり返してたし。何度拭いてもトゥルントゥルンで、どうしたらいいものか途方にくれたと言っていた。明日は我が身。ベビーパウダーはすでにひっくり返されたし。
ネタになる面白話を色々作ってくれる子供たち。渦中は大変だけど、この子達が大きくなった時にはきっと懐かしくって愛おしい思い出になるんだろうな…と先の将来の笑顔のために、今日も3人の怪獣たちと格闘する母でした。