赤ちゃんとママをつなぐ わが子に読んであげたい絵本0歳向け
おうちに 赤ちゃん がやってきたお母さん。おうちに、絵本 はありますか?
絵本の読み聞かせはとっても大切だと聞くけれど、まだまだうちの子は1歳にもなってないし、文字も分からないから、もうちょっと大きくなってからでいいかな、と思っているお母さんたちもいらっしゃるかもしれません。
また、あれこれ絵本を読んであげたいという気持ちはあっても、日々赤ちゃんのお世話を一生懸命愛情深く頑張っているママ達には、どの本を読んであげたらいいかを考える余裕がないことも。
絵本の読み聞かせと聞いてしまうと、身構えることも多いかと思うのですが、赤ちゃんに絵本を読んであげることは、おもちゃで遊ぶことと同じだと考えてください。
赤ちゃんにとっては、絵本を読んでもらうこともおもちゃで遊んでもらうことも、大好きなママとのコミュニケーションの時間。
上手に読むことや、よりよい本を選ぶことよりも、一緒になって楽しめる時間を持つことが大切なんです。とは言っても絵本の種類がたくさん有りすぎてどの本を読んだらいいかを悩んでいるお母さんたちへ、赤ちゃんと読みたいおススメの本を3冊ご紹介いたしますね。
「くっついた」
三浦太郎/作・絵 こぐま社
赤ちゃんとのコミュニケーションは、ふれあい。体の一部がくっついているだけで、赤ちゃんたちは皆安心してくれるもの。
そんな赤ちゃんとの暖かなコミュニケーションを、まるごと絵本にしたのが「くっついた」。
ページをめくるたびに、柔らかな色合いの絵で描かれた動物たちがくっついて、くっついて、を繰り返す、シンプルな言葉の繰り返し絵本。
上手に読む必要はありません、動物たちがくっつくたびに、ぜひ赤ちゃんにもくっついてあげてください。
きっと大喜びしてくれるはずですよ。
「じゃあじゃあびりびり」
まついのりこ/作・絵 偕成社
繰り返し絵本があかちゃんをひきつけるのは、口に出す言葉のリズムが心地よいから。
小さな子ども達は、「音」にとっても敏感です。
生まれてすぐの赤ちゃんはまだ目が見えていなくても、耳はちゃんと聞こえているもの。
はじめてみるものがどんなものか、まずは用心深く聞こうとしています。
そんな彼らの好奇心をくすぐる擬音が、この絵本にはたくさん詰まっているんですね。
ねこ、らっぱ、にわとり、そうじき、ふみきり、蛇口…。
動物だけではなく、赤ちゃんの身近にある音が出るものも、絵本の中でおおはしゃぎ。
はっきりした色味で、しかも赤ちゃんが少しくらい齧っても丈夫なボード絵本なので、ページを破かないか心配なお母さんにも安心しておススメできる1冊です。
「いないいないばあ」
松谷みよ子/文 瀬川康男/え 童心社
赤ちゃんが大好きな「いないいないばあ」、ご機嫌斜めな赤ちゃんもあっという間にご機嫌にしてしまう遊びを、丸ごと絵本にしちゃいました!
いろんな動物たちがやってきて、赤ちゃんを「いないいないばあ」に誘います。
ページをめくるたびに、いないいないばあと遊んであげれば、赤ちゃんだって大喜び。
最後のページに出てくる赤ちゃんの名前を、おうちのお子さんのお名前に変えてあげれば、読んであげる度に名前を呼ばれて、赤ちゃんも嬉しくなっちゃいますね。
赤ちゃんにもママにも特別な一冊になること間違いなしです。
繰り返し絵本・遊び絵本のいいところは、お話の途中でやめてしまってもいいところ。
体をくっつけて、お母さんがほっとする時間を作ることが目的でもあります。
お母さんとの絵本を読む時間が楽しい、嬉しい、という思い出があればあるほど、子どもは本が大好きになります。
そんな思い出作りにも、絵本を使ってみるのはいかがでしょう?
まとめ
赤ちゃんとママをつなぐ わが子に読んであげたい絵本0歳向け
「くっついた」
「じゃあじゃあびりびり」
「いないいないばあ」